2022年1月28日、華字メディア?日本華僑報網(wǎng)は、新型コロナにおける中國人留學生の日本で就職狀況について「冷え込んでいると見るのは間違いだ」とする記事を掲載した。

記事によると、東京の有名國立大學に通う中國人留學生の李（リー）さんは、今年3月の卒業(yè)を前に、數(shù)社の企業(yè)の最終面接を受けるのに忙しい毎日を過ごしている。まだ「內(nèi)定」はもらっていないものの、李さんは內(nèi)定獲得に自信を持っており、半年間の就職活動で「現(xiàn)在の就活狀況はメディアで報じられているほど悲観的なものではない」という感想を持ったという。

記事は、「中國がいち早く新型コロナの感染をコントロールして生産活動を回復させ、力強い経済成長を保ち、日本企業(yè)が一層中國市場の開拓を重視するようになったことから、日本に留學する中國人留學生にとっては良い狀況なのである」と説明した。

一方で、李さんのようにすべての中國人留學生が就職活動を順調(diào)に進めることができるわけではなく、種々の困難に遭遇する留學生も少なくないとも指摘。困難が生じる大きな要因の一つとして、就職情報を手に入れる手段が不足していることを挙げ、「日本の就職市場は中國とはルール面で大きく異なっており、うっかり意中の企業(yè)の応募チャンスを逃してしまうケースが多い。また、新型コロナで導入されたオンラインによる企業(yè)との意思疎通も留學生たちの就活のハードルを高めている」との見方を示した。

記事は、「経団連の十倉雅和會長が日本における海外人材の活用水準低下を懸念して、日本政府に対し新型コロナによる?yún)椄瘠嗜雵葡蓼蛞娭堡工瑜簸婴堡俊工冉B介?！袱长韦瑜Δ蕜婴猡ⅳ辍⒔衲辘沃袊肆魧W生の日本における就職狀況は改善に向かうものとみられる」とする一方、「ただし、経験と支援に乏しい中國人留學生は依然として日本という慣れない就職環(huán)境を相手にしなければならない」とし、ある中國人學生の言葉として「早く適応できた人が日本に殘って仕事をすることができる」とした。（翻訳?編集/川尻）