2022年1月30日、中國メディアの羊城晩報(bào)は、昨年末に中國で発生した米生理用品ブランド?コーテックスの「蟲の卵つきナプキン」疑惑について、同ブランドが検査結(jié)果を発表して注目を集めたと報(bào)じた。

記事は、昨年12月28日に中國のネット上で、同ブランドのナプキンに蟲の卵が付著していたというネットユーザーからの告発があり物議を醸したと紹介。同ブランドは翌29日に「消費(fèi)者と連絡(luò)をとり、問題の製品を回収した後、第三者機(jī)関への検査に回して問題の発生理由を確認(rèn)するとともに、検査結(jié)果を速やかに発表する」との聲明を出したと伝えた。

そして、1カ月が経過した1月29日に同ブランドがSNSアカウント上で再び聲明を発表し「先日、関係當(dāng)局から、消費(fèi)者は結(jié)局問題の製品サンプルを証拠として提出せず、自らクレームを撤回したことを確認(rèn)したとのフィードバックがあった。われわれはSNSを通じ、當(dāng)該消費(fèi)者に事実を確認(rèn)するとともに、第三者機(jī)関による検査実施を約束するための連絡(luò)を試みたが、この消費(fèi)者は結(jié)局連絡(luò)先を提示せず、返答も得られていない」と経過を説明したことを紹介した。

また、同ブランドが品質(zhì)確保と問題発生防止を目的として、國家資格を持つ害蟲生物評(píng)価機(jī)関に委託して工場の自己検査を?qū)g施し、「工場全體の安全度は100％であり、非食品企業(yè)として害蟲管理要件を満たしている」との結(jié)論に至ったことを明らかにしたとしている。

コーテックスは米キンバリー?クラーク社の生理用品ブランドで、1994年に中國市場に參入した。（翻訳?編集/川尻）