4日に行われる北京冬季五輪の開會式に選手らを參加させないとしていた臺灣が一転、參加すると発表した。ドイツメディアのドイチェ?ヴェレ中國語版は「人権団體などから抗議の聲が上がっている」と報(bào)じている。

臺灣は先月28日に新型コロナの影響などから開會式と閉會式に選手やコーチらを參加させないと発表した。ところが、31日に「不參加」を撤回し「計(jì)畫を調(diào)整して參加する」と表明。臺灣はその理由について、國際オリンピック委員會（IOC）から參加するよう要請があったためとしている。

記事によると、臺灣が不參加から一転參加を表明したことについて、「臺灣人権促進(jìn)會」など臺灣の複數(shù)の人権団體が不満を表明。2月1日にプレスリリースを発表して、「開會式への人員派遣を一方的に決めたことは詐欺行為」などと糾弾した。同団體らは新疆ウイグル自治區(qū)やチベット自治區(qū)、香港などでの中國の人権問題を指摘し、臺灣は政府高官や選手を含め誰も開閉會式に出席すべきでないと訴えているという。

記事はこのほか、中國の臺灣事務(wù)を擔(dān)當(dāng)する國務(wù)院臺灣弁公室の朱鳳蓮（ジュー?フォンリエン）報(bào)道官が先月26日、臺灣からの參加登録があったことについてIOC公式が用いる「中華臺北」ではなく「中國臺北」の呼稱を用いて説明し、臺灣當(dāng)局がこれに強(qiáng)く反発したことを併せて伝えている。（翻訳?編集/北田）