佐渡金山でもめる日韓、ユネスコが初めて立場示す=韓國ネット「ユネスコは日本の味方」

Record Korea    2022年2月5日(土) 9時50分

拡大

4日、韓國?JTBCが「『佐渡島の金山』の世界文化遺産への登録の可否を決定するユネスコが初めて立場を示した」と伝え、注目を集めている。資料寫真。

2022年2月4日、日本政府が「佐渡島の金山(新潟県)」を世界文化遺産の候補として國連教育科學(xué)文化機関(ユネスコ)に推薦したことに韓國政府が強く反発する中、韓國メディアのJTBCが「登録の可否を決定するユネスコが初めて立場を示した」と伝え、注目を集めている。

記事によると、ユネスコ側(cè)はJTBCのインタビューに対し「登録の決定自體は21の委員國がする」とし、「一度登録が決定したら取り消すのは難しい」と説明した。

ユネスコ側(cè)は、もし來年に「佐渡島の金山」が登録されたとしても、「世界文化遺産としての特性を失ったかどうか」を判斷し取り消しの可否を世界遺産委員會が決定できるが、取り消されるのは「非常にまれなこと」だと強調(diào)。現(xiàn)在までに取り消されたのはオマーンのアラビアオリックスの保護區(qū)、ドイツのドレスデン?エルベ渓谷、英國の海商都市リヴァプールの3カ所のみで、「いずれも開発により世界遺産の選定基準(zhǔn)である『卓越した普遍的価値』が損なわれたと判斷された」と説明したという。

記事は「つまり、政治や宗教、歴史解釈の問題により登録が取り消されたケースはないということ」と指摘している。ユネスコ側(cè)は「遺産に問題ある場合は、委員會と委員國が協(xié)議して解決方法を探す」とも述べたという。

世界文化遺産の登録は21の委員國が満場一致で決定するのが慣例となっているが、異見がある場合は3分の2以上(14カ國)が賛成すれば登録できる。記事は「日本は分擔(dān)金を多く支払っているためユネスコ內(nèi)で影響力が強い。そのため韓國政府は水面下の外交で委員國に韓國側(cè)の立場を説明し、説得しなければならない狀況だ」としている。

ユネスコ側(cè)は、「日本政府が軍艦島に関する約束(朝鮮半島出身者の強制労働についての歴史を説明する)を守っていないことは、今回の佐渡島の金山の登録に影響を與えるか」との質(zhì)問に対しては直接の回答を避けたが、昨年に世界遺産委員會が「強い遺憾(Strongly?regret)」を示した決定文に言及したという。

これを受け、韓國のネットユーザーからは「ユネスコはお金持ちの日本の味方をするに決まっている」「ユネスコも金稼ぎの手段として登録を認(rèn)める機関に変わってしまった」「信頼と尊重を失い、金に左右される國際機関に存在価値はない」「ユネスコも日本と同類。金が全て。歴史的に悪いことをした場所なのに、金を理由に免罪符を與えるの?」「歴史が抹消された歴史の現(xiàn)場に何の意味があるのか」など怒りの聲が上がっている。

また「日本には軍艦島の前科があるから、今回は否決されるのでは?」と予想する聲や、「これが日韓の階級の差?;冥筏い堡?、國際社會で日本に追いつくためにもっと頑張ろう」との聲も見られた。(翻訳?編集/堂本

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜