2022年2月9日、米華字メディア?多維新聞は、中國(guó)でのレアアース価格高騰の背景に、ミャンマーからの供給不安があることを報(bào)じた。

記事は、英ロイターの7日付報(bào)道を引用。電気自動(dòng)車(chē)モーター製造に必要な超強(qiáng)力磁石の原料となるジジミウム（ネオジムとプラセオジムの混合物）の中國(guó)市場(chǎng)価格が2021年の1年間で2倍となり、今年に入ってさらに10％値上がりし、1トンあたり117萬(wàn)元（約2100萬(wàn)円）となっていることを伝えた。

その上で、中國(guó)は世界最大のレアアース生産國(guó)でありながら、重レアアース原料のおよそ半分をミャンマーから輸入しており、新型コロナウイルス感染拡大に伴って重要な輸入ルートが閉鎖されたことで、昨年はミャンマーからの輸入されたレアアースが枯渇する狀態(tài)が數(shù)カ月にわたり発生したため、レアアース価格が上昇したと解説した。

また、感染狀況が落ち著いた昨年11月末にミャンマーからの輸入は再開(kāi)されたものの、軍事クーデーター後の政情不安が続くミャンマーからの供給は不安定さを増しているとした。

そして、カナダの市場(chǎng)調(diào)査機(jī)関アダムス?インテリジェンスのアナリストRyan Castilloux氏が「現(xiàn)在のレアアース供給狀況は引き続き逼迫（ひっぱく）している。政治的な面でも、基本的な狀況から見(jiàn)ても、レアアース供給は依然として脆弱（ぜいじゃく）であり、磁石業(yè)界業(yè)界が抱える憂慮の一つとなっている」と語(yǔ)ったことを伝えている。（翻訳?編集/川尻）