サプライチェーンの供給不足やインフレなどの要因の影響により、米國では2月14日のバレンタインデーの出費が例年より多くなることが予想される。新華社が伝えた。

米テレビネットワークのCBSが8日に伝えたところによると、インフレとサプライチェーンの供給不足により、バレンタインデーの贈り物の定番の花とチョコレートの価格が急上昇している。ニューヨーク市の生花店オーナーは、「今は花卉栽培農(nóng)家の多くが業(yè)務(wù)を停止している時期で生花の供給が不足していることに加え、輸送費が高騰しており、今年のバレンタインにはうちの店でも花の値段が昨年より20％値上がりしている」と話した。

キャンディ店やチョコレート店も大変な狀況だ。ニューヨークのチョコレート店オーナーは、「うちの店で今年販売するバレンタイン用チョコレートギフトボックスの仕入れ値は前年同期に比べて50％値上がりした。原因はすべてコンテナ貨物輸送コストと交通機(jī)関の輸送コストの上昇にある。すでに店內(nèi)のチョコレートの販売価格を引き上げており、トリュフ1箱の値段は昨年より12ドル高い60ドルになった」と話した。

米國では今年、ジュエリーや外食など、バレンタインの伝統(tǒng)的な消費項目の価格も上昇している。全米小売業(yè)協(xié)會（NRF）が1月31日に発表した共同調(diào)査の結(jié)果によると、今年のバレンタインに米國人の平均支出は239億ドルに達(dá)し、07年の調(diào)査スタート以來で2番目に多い年になる見込みだ。昨年は218億ドルだった。

米國ではここ數(shù)カ月、食品や住宅などの価格が上昇している。米労働省が1月に発表したデータによると、昨年12月の米國の消費者物価指數(shù)（CPI）は前月比0．5％上昇、前年同期比7％上昇して、1982年6月以降で最大の上昇幅になったという。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KS）