中國(guó)國(guó)営の中央テレビ（CCTV）は、福島県いわき市で13日に開(kāi)かれた福島第一原発の汚染処理水海洋放出に反対する集會(huì)の様子を取材して報(bào)道した。

報(bào)道によると、この集會(huì)は地元の環(huán)境保護(hù)団體などが行ったもので、同日正午過(guò)ぎから団體メンバーや有識(shí)者らが集まり、「汚染処理水の海への放出計(jì)畫(huà)決定の正當(dāng)性や、海洋に放出することへの危険性などの観點(diǎn)から、それぞれ反対意見(jiàn)を表明した」という。CCTVは「東京電力は海底トンネルを整備して海岸から約1キロの地點(diǎn)に希釈した汚染水を放出すると表明しているが、地元の人々はこれを信用していない」と報(bào)じた。

報(bào)道によると、福島県いわき市議會(huì)の佐藤和良議員は「海底トンネルは本當(dāng)に安全なのか。専門家からは地盤に問(wèn)題があることが指摘されているが、掘削調(diào)査は3回しか行われていない。汚染処理水の計(jì)測(cè)方法に問(wèn)題があるという指摘もある。県に県民の生命の安全を守るよう求めている」としたほか、「海洋放出への反対意見(jiàn)は日本政府や東電に十分に聞き入れられてこなかった。今回の國(guó)際原子力機(jī)関（IAEA）の來(lái)日に際して、より具體的な情報(bào)の公開(kāi)を求めたい」との見(jiàn)解を示したという。

CCTVはまた、集會(huì)に參加した市民から「海洋放出は日本だけの問(wèn)題ではなく、世界の海洋生物の安全と環(huán)境汚染に関わる問(wèn)題。微力ながら反対の聲を上げたい」「海洋放出に固執(zhí)し、私たちの聲を全く無(wú)視し、世論調(diào)査も行わない東電のやり方は公平性を欠いている」「きちんとした説明は全く受けていない。政府や東電がどんなに安全と言っても納得できない。私たちにきちんと説明すべき」といった聲が上がったと伝えている。（翻訳?編集/北田）