2022年2月14日、九派新聞によると、重慶市のスターバックスコーヒー店舗前で食事をしていた警察官が店員から追い出されたとの情報(bào)が流れ、ネット上で物議を醸した。

記事によると、同市で13日、ある警察官が同僚とスタバ店舗の前で食事をしていた際、店員がやって來て「場(chǎng)所を変えて食べてくれないか」「われわれのブランドイメージに影響する」と言われ、その場(chǎng)から立ち去るように求められたというトラブルがSNS上に書き込まれた。書き込んだのは當(dāng)事者の警察官で、「こんな偉そうなスタバにどんなハイレベルな警察官がマッチするのか自分にはわからない」と皮肉を交えて「告発」した。

この書き込みを見たネットユーザーがスターバックス中國法人のSNSアカウントに殺到し、「あんたたちが悪意を持って警察官を追い出したのだから、われわれも悪意を持って悪評(píng)をつける」「問題の店を閉店させろ」「スタバで働いてるってっだけで偉そうな気分になっちゃう店員、なんと悲しいことか」「これまでスタバが好きだったけれど、二度と利用しない」といった非難コメントを続々と殘したという。

これを受け、スターバックス中國は14日に緊急聲明を発表、「警官4人が13日夕方に來店し、建物の外の顧客利用スペースで食事した。その後、別の顧客が屋外スペースでの食事を希望したため、警察官にお願(yuàn)いしようとしたが、言葉が不適切だったために誤解を招いた」と経緯を説明して謝罪する一方で、「ネットで伝えられているような、警察官に対して追い出したりクレームを付けたりといった行為はなかった」とした。

記事は、スターバックス中國の聲明に対し中國のネットユーザーの不満はなおも完全には収まらず、引き続き「店員のコミュニケーション方法を改善する必要がある」「本當(dāng)に位置を変えてほしいだけなら、ちゃんと説明すればそれで済む話じゃないのか」「ちゃんと説明できてれば、警察官だって了解しただろうに」といったコメントを殘していると伝えている。

中國のネットユーザーからはこの他に「地域に警察官は絶対に必要だが、スタバはなくても構(gòu)わない」というコメントも見られた。（翻訳?編集/川尻）