Record China 2022年2月16日(水) 11時20分
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中國?雲(yún)南省で和服を著た女性らが警備員らに追い払われる映像が中國のインターネット上で物議を醸している。
複數(shù)の中國メディアによると、騒動があったのは今月13日。同省の大理ペー族自治州大理市の洱海(湖)生態(tài)回廊の近くで4人の若者が寫真を撮影していたところ、そのうちの女性1人が日本の和服のようなものを著ていたことからトラブルが発生した。
現(xiàn)場で撮影された動畫には、警備員と見られる人物が「寫真を撮ってはいけない。ここから離れなさい」と注意すると、若者らが「道徳の押し付けか」と反論。警備員は「日本の和服を著て入ってきているじゃないか。ここは中國だ」と指摘するも、若者らは「中華人民共和國のどの法律が和服を著てはいけないと規(guī)定しているんだ?」と再反論した。
しかし、若者らに対しては周囲の人からも「南京大虐殺を忘れたのか」「お前はごみだ、恥ずかしくないのか」「和服を著るなんてあんたはそれでも中國人か。日本人はあんたの祖先を侵略したのに、あんたはやつらの服を著るのか。大理から出ていけ!」「あんたたちはクズだ」などの罵聲が浴びせられた。
この映像に、中國のネットユーザーからは「日本人も中國人も言葉を失う」「生活を政治化しても誰も得しない。靜かに國を愛せば良い話」「極端な民族主義こそ中國から出ていくべきだ」「和服を著たら親日と批判されるのに、日本車に乗ったら文化交流だと大喜び」「文化的な包容力もないのに文化的な自信は語れない。狹量な民族主義には劣等感と悲しさしか感じない」「私は和服は著ないが、他人の服裝の自由をとやかく言うつもりはない。このまま行けば、中國人が中國人を攻撃することになる」といった聲が多く上がっている。
一方で、「警備員は正しい。和服を著たいなら日本に嫁げばいい」「女性には服裝の自由はあるが、現(xiàn)地の人にもそれをボイコットする自由がある。雲(yún)南省も抗日の場所だ。みんなが侵略戦爭のために多くの苦難を受けた。彼らには地元の人として憎しみを抱く理由が十分にある」「日本でもない、日本と何の関係もない場所で和服を著る理由が分からない」「違法ではないが公序良俗に反する。その場所に行くなら現(xiàn)地の人の感情も尊重すべき」と地元民に理解を示す聲も寄せられ、一定の賛同を得ている。
なお、騒動について、洱海生態(tài)回廊の擔當者は「和服を著て寫真撮影をしてはいけないという規(guī)定はありません。狀況を調(diào)査した上で説明します」としている。(翻訳?編集/北田)
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