2022年2月17日、中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は、「日本の民間における中國(guó)に対する好感は、どうして隠されてしまうのか」とする、劉慶彬（リウ?チンビン）橫浜國(guó)立大學(xué)特任教授の文章を掲載した。以下はその概要。

今年は日中國(guó)交正?；?0周年である?，F(xiàn)在の日中関係は、いわば今の北半球のように雪解けを待つ狀態(tài)である。そんな中で北京五輪が開(kāi)幕し、羽生結(jié)弦やマスコットのビンドゥンドゥンと日本テレビの辻岡義堂アナウンサーとの絡(luò)みが、日中両國(guó)民の心理的な距離を近づけてくれた。

一方で、北京五輪開(kāi)幕前に日本の內(nèi)閣府が発表した外交問(wèn)題に関する世論調(diào)査では、日本國(guó)民の対米感情が近年で最高となる一方で、対中感情は最悪になったことが示された。これは、日本のメディアや一部右翼エリートによる政治的な操作が大いに関係している。日本のメディアには、日本政府にはかみつくのに米國(guó)にはベッタリという「特性」があるのだ。

東京―北京フォーラムによる世論調(diào)査では、日本メディアが対中報(bào)道でポジティブな役割を果たしていると回答した日本人がわずか19．6％にとどまった。一方で、80％以上の回答者が「日本にとって中國(guó)は至極重要」と答えている。それゆえ、「日本の対中感情悪化」の大部分は、日本メディアが意図的に生み出しているものと考えられる。

例えば、「新疆のジェノサイド」問(wèn)題について日本政府は非常に慎重な姿勢(shì)を崩していないのに対し、日本のメディアは米國(guó)のタクトに踴らされて日本國(guó)民を洗脳している。中國(guó)を重要だと認(rèn)識(shí)している日本國(guó)民は?！⑷毡茎幞钎％ⅳ摔瑜搿溉罩虚v係悪化」論調(diào)に包囲されているのだ。中でも最も悪辣（あくらつ）なものは、新型コロナの発生源に関する報(bào)道だ。米國(guó)と日本の一部勢(shì)力に操られた結(jié)果、日本のメディアは中國(guó)を日本のコロナ禍や経済衰退のスケープゴートにしている。

新型コロナ収束後、市場(chǎng)のロジック、歴史のロジックが重んじられれば、日中間の経済協(xié)力や國(guó)民感情は一段高いところに上昇するだろう。しかし目下、日本政府が畫策している経済安保法案によって不安定要素がもたらされる可能性が高い。この法案は市場(chǎng)や経済の規(guī)律を少しも尊重せず、日本がこれまで國(guó)際市場(chǎng)に競(jìng)爭(zhēng)力を殘してきた分野の生産能力を圧縮するものであり、実に殘念だ。日中関係の歴史的ロジック、経済の規(guī)律が政治家やメディアの操作によってねじ曲げられるようなことがないように、切に信じている。（翻訳?編集/川尻）