日本の省スペースを意識した建築デザインは中國で高く評価されているが、このほど中國版ツイッター?微博（ウェイボー）で日本の賃貸物件のある設(shè)計(jì)が紹介され、注目を集めている。

ある在日中國人ブロガーは16日、「日本人の設(shè)計(jì)に完全に言葉を失った」として、日本の賃貸物件を內(nèi)見した時(shí)の様子を撮影した動畫を公開した。物件はオートロックで、入ると共用の洗濯機(jī)と乾燥機(jī)が設(shè)置されている。部屋は4．3畳のワンルームでエアコンや小さめのキッチンがある。ベランダがないため、室內(nèi)に洗濯物を干すための物干しフックが設(shè)置されている。

室內(nèi)には大きなクローゼットのようなものが設(shè)置されていたが、それはクローゼットではなく「電気溫水器」だったことに驚く投稿主。そして、「溫水器をこれほど大きくする時(shí)點(diǎn)ですでに奇妙なのだが、向かいにあるトイレはそれ以上に奇妙だった」とコメントしつつ、バスルームを紹介。一見するとシャワーと洗面臺しかないように見えるが、可動式になっている手洗い器を動かすと、その下から便器が現(xiàn)れるという作りになっていた。

このデザインはネットユーザーらの反響を呼び、「省スペースなトイレですごく良い」「すごく合理的だと思った。それにちょっと住みたいと思ってしまった」「とっても日本的で好き」「空間利用率が高いし、設(shè)備も整ってる」「すごい。日本人はこれに関してはいろんなアイデアがある」といった好意的な聲が多い一方、「用を足したら毎回（手洗い器を）戻して手を洗うの？（笑）ちょっと面倒」「切羽詰まってる時(shí)には面倒なのと、背が高い人には使いにくそうだね」といった聲も。

また、物件が1階で居間の掃き出し窓を開けると柵などもなく目の前が道路になっていることから、「窓開けたら道！？ちょっと安全面が心配」「これじゃオートロックの意味が…」といった聲も寄せられている。投稿主は過去にも日本の珍しい物件を投稿しており、部屋が三角形になった「三角ビル」の物件紹介には大きな反響が寄せられていた。（翻訳?編集/北田）