2年前のスキャンダルから脫卻して活動(dòng)を本格再開させた臺(tái)灣の男性歌手ショウ?ルオ（羅志祥）が、中國のネットユーザーからの批判に真っ向から対決する姿勢を見せている。

歌手に俳優(yōu)、番組MCとマルチな活動(dòng)をしてきたショウ?ルオに不祥事が持ち上がったのは、2020年4月のこと。中國の人気網(wǎng)紅（オンラインセレブリティー）の元戀人が、女性関係や亂れた私生活を暴露したことがスキャンダルに発展。近年の拠點(diǎn)にしていた中國で出演番組やCMを一気に失い、活動(dòng)休止に追い込まれた。

昨年末には臺(tái)灣でカウントダウンイベントに出演し、先月は臺(tái)北アリーナでの音楽イベントに出演したショウ?ルオは、このほど新曲「修羅」をリリース。16日に解禁されたMVの予告映像では、4回にわたって自分を死刑にするシーンを盛り込み、“生まれ変わり”を表現(xiàn)する衝撃的な內(nèi)容が注目を浴びている。

TikTokの中國國內(nèi)版「抖音（Douyin）」でも公開されている「修羅」のワンシーンだが、復(fù)帰を快く思わないネットユーザーから批判のコメントが集中。ショウ?ルオが中國で封殺対象になり、「劣跡蕓人」（不行跡タレント）とされていることで、「劣跡蕓人のいかなる形式の復(fù)帰も禁止」とのコメントが現(xiàn)れたが、これに対してショウ?ルオは、「ネットで攻撃する人のいかなるコメントも禁止」とそっくりそのままの文體を用いて返し、真っ向からの勝負(fù)を挑んでいる。

なお、明るくポジティブなキャラクターで人気のショウ?ルオが、スキャンダルで世間に與えた衝撃は大きいものの、あくまで個(gè)人的な事情だったということで復(fù)帰を受け入れる人も多く、「抖音」のアカウントには応援コメントも多く集まっている。（Mathilda）