2022年2月20日、仏國(guó)際放送局RFIの中國(guó)語(yǔ)版サイトは、経営再建中の恒大集団が持つサッカークラブ、広州恒大が選手の年俸を大幅削減する方針を示したと報(bào)じた。

記事は、恒大集団の創(chuàng)業(yè)者である許家印（シュー?ジアイン）氏が19日に広州恒大の管理會(huì)議を開(kāi)いてクラブの新たな経営陣を指名するとともに、同社が今後も引き続きサッカー事業(yè)に取り組む方針を示したと紹介。許氏は今後、恒大サッカースクールをスター選手のゆりかごとし、広州恒大をその受け皿にする意向を示したと伝えた。

また、2年前には主力選手で500萬(wàn)元（約9000萬(wàn)円）だった選手の年俸について、16日に発表した最新の賃金基準(zhǔn)では新シーズンの最低年俸が6萬(wàn)?9萬(wàn)6000元（約108萬(wàn)～172萬(wàn)8000円）、トップ選手でも60萬(wàn)元（約1080萬(wàn)円）以下とされており、主力選手は最大88％の減俸になるとしたほか、5人の帰化選手との契約も解除したと紹介。一連の措置は、金銭に糸目をつけない戦力増強(qiáng)型経営から、低コストな人材育成型経営への戦略転換の現(xiàn)れだと説明している。

恒大グループは昨年夏より経営狀況が悪化し、支払い遅延、債務(wù)不履行が頻発して株価が下落、昨年10月に中國(guó)當(dāng)局が許氏の個(gè)人財(cái)産を會(huì)社の債務(wù)返済に充當(dāng)するよう要求し、許氏が11月に蕓術(shù)品や高級(jí)住宅などを売卻して得た70億元（約1260億円）が會(huì)社に注入されたと伝えた。（翻訳?編集/川尻）