臺灣の俳優(yōu)ミンダオ（明道）が撮影現場で、子役の女児を叱責する様子を撮った動畫が拡散された騒ぎで、女児の母親が中國版ツイッター?微博（ウェイボー）に謝罪文を掲載した。

問題の動畫は、ミンダオが主演の中國ドラマ「夏末初見」の撮影現場で、キャストが集まって視聴者への春節(jié)（舊正月）のあいさつを撮った時のアクシデントを捉えたもの。主演女優(yōu)ホアン?イー（黃奕）に抱かれた6歳の子役の女児が、ホアン?イーに注意されても落ち著かず、業(yè)を煮やしたミンダオが厳しい表情で、「時間の無駄になる」「君が遊び終わったら再開する」と女児に言い、席を立っている。

女児の母親がこの様子をウェイボーで拡散したことが、ネットで騒ぎを生むことに。ミンダオの態(tài)度に一部では「大人げない」と批判も上がったが、ネットではミンダオを支持する人や、稱賛する意見が圧倒的多數を占め、「見たところもう幼児ではない。仕事に來ている自覚がない」「俳優(yōu)には子どもをしつける義務はない」「普通こんなことは言いにくい。よくやったと言いたい」「親は逆にミンダオに感謝すべき」「親が動畫を公開した意図は不明だが、しつけが悪いと笑われるだけだ」などといったコメントが集まった。

21日、女児の母親がウェイボーに謝罪文を掲載し、動畫を投稿したことは、「あくまで子どもの生活を記録するためだった」と説明。皆が撮影で疲れて早く終わらせたい狀況で、態(tài)度の悪い子どもが叱責されるのは「當然のこと」とし、さらにドラマ撮影中にミンダオが見せた面倒見のよさを稱賛している。

この動畫がネットで騒ぎになった直後、ミンダオはスタッフを通じて中國メディアにコメントし、「感情的になるべきではなかった。子どもとのコミュニケーションの方法について、アドバイスがあればぜひ教えを賜りたい」と語っている。（Mathilda）