2022年2月22日、ウクライナへの圧力を強(qiáng)め歐米諸國(guó)からの批判が一層高まっているロシアに中國(guó)が救いの手を差し伸べるかについて、ドイツ大手メディアが分析している。

獨(dú)紙フランクフルター?アルゲマイネ?ツァイトゥングは、習(xí)近平（シー?ジンピン）國(guó)家主席はプーチン大統(tǒng)領(lǐng)にとって數(shù)少ない重要パートナーの一人であり、今月始めには両國(guó)間の安全保障、経済分野でのパートナーシップを改めて確認(rèn)したとする一方、「ロシアへの支援問題について、北京はためらいを見せてもいる。今月初めには王毅（ワン?イー）外相がロシア側(cè)に理解と支持を示したが、ここに來て『各國(guó)の主権と領(lǐng)土の完全性は保障、尊重されなければならない。ウクライナも例外ではない』と態(tài)度を転換させた」と論じた。

また、中國(guó)はロシア経済で歐米の貿(mào)易パートナーが抜けた穴の一部しか埋められず、ロシアにとって歐州との貿(mào)易が非常に重要であること、ロシアの対外貿(mào)易における中國(guó)の割合が20％であるのに対し、中國(guó)の対外貿(mào)易におけるロシアの割合はわずか2．4％であるなど、ロシアにとっての中國(guó)の重要性が、中國(guó)にとってのロシアの重要性よりもはるかに大きくなっていることなどから、ロシアと中國(guó)が必ずしも一枚巖ではないとしている。

ベルリンの日刊紙ターゲス?シュピーゲルは、「西側(cè)陣営との対抗の中でプーチン大統(tǒng)領(lǐng)は中國(guó)の支持を取り付けたいと考えているものの、このためにプーチン大統(tǒng)領(lǐng)が中國(guó)の仕掛けた落とし穴にはまることになる」と報(bào)道?！钢袊?guó)はロシアを守るために自國(guó)の利益を犠牲にしてまで公然と米國(guó)に挑むようなことはしないし、西側(cè)からの制裁で生じたロシア経済の大きな穴を大規(guī)模な投資により埋めてあげるような経済的な救援もしない。中國(guó)は最低限の代価を払ってプーチン大統(tǒng)領(lǐng)をその地位にとどまらせつつ、ロシアに西側(cè)との対抗を続けさせることで、西側(cè)に中國(guó)を挑発する暇を與えないようにする腹積もりだ。プーチン大統(tǒng)領(lǐng)は引き続きクレムリンに鎮(zhèn)座することになるが、そうなればロシアの國(guó)民経済は血の代償を払うことになる」と指摘している。（翻訳?編集/川尻）