買い主の家まで行って、1日にペットの貓20匹を世話する。これはどんな體験なのだろうか。「90後（1990年代生まれ）」の北京出身の女性?楊暁萌（ヤン?シャオモン）さんは、「これまでに経験したことのないすがすがしい気持ちになるし、とても楽しい」と話す。中國青年報(bào)が伝えた。

楊さんは今年の春節(jié)（舊正月、2022年は2月1日）連休の前後は非常に忙しかった。朝起きるとすぐに市內(nèi)朝陽區(qū)のいくつかの団地を駆けずり回り、數(shù)え切れないほど多くの階に上り、留守番しているペットの貓のトイレの後始末をして、エサをやり、多いときは1日に20匹にエサをやったという。連休が終わって本業(yè)の仕事が再開しても、仕事の後で留守番のペットを?qū)澫螭衰旦`ビスを提供し続けているという。

ここ數(shù)年、家で飼われるペットの數(shù)が増加し、ペット業(yè)界のより細(xì)分化されたサービスへの消費(fèi)者のニーズが高まり、買い主の家に行ってペットを世話するサービスも現(xiàn)れた。このサービスは內(nèi)容が簡(jiǎn)単で、祝休日のニーズが旺盛なことから、大勢(shì)の若者がアルバイトで參入し、「ペットの専業(yè)パートナー」と呼ばれるようになった。この仕事を始めた理由をたずねると、「動(dòng)物が好きで、お世話したいと思ったから」とシンプルな回答をする若者が多い。

楊さんと同じように、「95後（1995年から1999年生まれ）」の曽妮（ズン?ニー）さんも春節(jié)の連休は忙しかった。「一番忙しかった日は朝6時(shí)に起きて。まず一人目のお客様のワンちゃんのお世話をし、それから予定していたルートでお客様の家から家へと移動(dòng)してネコちゃんのお世話をし、家に帰れたのは夜の8時(shí)過ぎだった。食品のデリバリー配達(dá)員にちょっと似ていて、1日に8件の注文を受けることがある。遠(yuǎn)方に住んでいるお客様もいるので、路線バスの待ち?xí)r間が長くなると、仕事時(shí)間も長くなる」という。

曽さんは買い主の家に行って世話をするたびに、動(dòng)畫を撮影して仕事內(nèi)容を記録し、SNSにアップすると、たくさんのネットユーザーから「かわいいネコちゃん、ワンちゃんに癒やされる」といったコメントが屆く。曽さん自身も、「この仕事にはすごく癒やされる。よそのお宅のペットが最初は警戒していたのが、自分になついて側(cè)にごろんと寢転ぶようになるのを見ていると、信頼されていると感じて、とてもうれしくて楽しみだ」と話した。

SNSと中古品取引きプラットフォームを見ると、祝休日期間だけでなく、長期にわたり飼い主宅でペットの世話をするサービスを提供する若者が全國のどの大都市にもいることがわかる。料金は1回あたり20～90元（約360～1620円）ほどで、1つの都市內(nèi)であれば、一般的に距離、ペットの種類と數(shù)などによって、最終的なサービス価格が決まる。

楊さんは、「祝休日は料金が上がる。注文するお客様は基本的に複數(shù)回の利用を考えており、毎日1回とか1日ごとに1回などの頻度で利用する。ペットが病気の時(shí)や攻撃的な場(chǎng)合など特殊な狀況であれば、基本的に注文は受け付けない。今は飼い主の家でのお世話サービスのアプリケーションもいろいろあり、プラットフォームに登録すると、プラットフォームの標(biāo)準(zhǔn)に従ってサービス料金が計(jì)算される。こういった専門のプラットフォームを通せば、こなせない注文を他の同業(yè)者に回すこともできる」と説明した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KS）