日本の華字メディア?日本華僑報(bào)は24日、「韓國はどうなっているんだ？対中好感度が対日好感度を下回る」と題する記事を掲載した。

韓國紙?朝鮮日報(bào)が15日に発表した世論調(diào)査の結(jié)果、韓國人の中國に対する好感度は10點(diǎn)満點(diǎn)で2．6點(diǎn)となり、米國（7．24點(diǎn)）や日本（3．4點(diǎn)）への好感度を下回ったほか、北朝鮮（2．42點(diǎn)）への好感度とほぼ同水準(zhǔn)となった。

日本華僑報(bào)の記事は「世論調(diào)査の結(jié)果は必ずしも韓國社會(huì)全體の態(tài)度を示すわけではないが、少なくともある種の反中感情が韓國國內(nèi)に広がっていることを示しており、中韓雙方の注意と警戒が必要である」と指摘?！?022年は中韓國交樹立30周年であり、この30年間、中韓は互いに手を攜えて飛躍的な発展を遂げた。このような特別な節(jié)目に、中韓雙方は一握りの反中勢力、反中感情に左右されるのを防ぎ、中韓関係発展の方向性に影響を與えないようにする必要がある」と論じた。

その上で、韓國社會(huì)に反中感情が生じている原因について、大きく3つを挙げた。

1つ目は、「新型コロナウイルスの影響による相互往來の減少」。記事は、駐中國韓國大使館の統(tǒng)計(jì)で18年の中國と韓國の間の往來は延べ947．1萬人だったのに対し、コロナ禍の20年には135．4萬人に減少したことに言及?！富イい螄稳恕─l繁に往來することは互いの理解を深めるのに役立つが、新型コロナが両國社會(huì)の結(jié)び付きと友好の促進(jìn)を斷ち切ってしまったことは間違いない」と指摘した。

2つ目は、「韓國內(nèi)の反中メディアと政治家のプロパガンダ」だとした。記事は、韓國で反中感情が急速に高まったのは、先ごろ閉幕した北京冬季五輪で朝鮮族の民族衣裝やショートトラックの判定問題などが関係していると指摘。「一部の反中メディアや政治家がこれを利用して公然と反中感情を扇動(dòng)し、特に理性を失った韓國のネットユーザーが極端な言論を発表。これにより中韓の友好的な雰囲気が汚染された」と主張した。

3つ目は、「韓國大統(tǒng)領(lǐng)選の候補(bǔ)者が中國カードを大々的に掲げていること」。記事は、大統(tǒng)領(lǐng)選の有力候補(bǔ)と見られる最大與黨「共に民主黨」の李在明（イ?ジェミョン）氏と保守系最大野黨「國民の力」の尹錫悅（ユン?ソギョル）氏が、共に選挙戦の中で対中強(qiáng)硬発言を行っていると指摘。尹氏が米韓同盟強(qiáng)化や高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）の追加配備を支持し、李氏も中國漁船の撃沈を宣言したことを例に挙げ、「主要候補(bǔ)2人が対中強(qiáng)硬発言を繰り返したことによって韓國社會(huì)の反中感情が一定程度助長された」と主張した。

記事は、「中國と韓國は隣國同士であり、歴史や政治制度の面でも異なるため、摩擦や食い違いが生じるのは正常だ」とした上で、「最終的に誰が韓國大統(tǒng)領(lǐng)に選出されようと、中韓関係の発展の道に沿って前進(jìn)し、より成熟した二國間関係を築くために努力し続けることを希望する」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/北田）