2022年2月24日、韓國(guó)メディア?マネートゥデイは、「サムスン電子の『Quantum Dot（QD）有機(jī)発光ダイオード（OLED）』パネルを搭載した新製品の発売が遅れている」と報(bào)じた。

記事によると、サムスン電子は今年の上半期に「QD-OLED」パネルを搭載した新製品のテレビを発売する計(jì)畫(huà)だったが、下半期に延期された。サムスン側(cè)は「具體的な発売時(shí)期については発表していなかった」と反論しているが、日本のソニーが一足早く6月に「QD-OLED」パネル搭載の新製品「BRAVIA A95K」を発売すると予告しており、「世界初」のタイトルを奪われる可能性が高まったと記事は報(bào)じている。

発売が遅れている理由としては、収率（生産品に対する合格品の比率）未達(dá)成や生産量の不足などが挙げられている。サムスン電子の子會(huì)社である「サムスンディスプレイ」は、昨年11月から「QD-OLED」パネルを生産し始めたが、現(xiàn)在の生産量は月3萬(wàn)枚程度で大量生産するには至っていない。業(yè)界関係者は、「収率が100％と仮定しても100萬(wàn)臺(tái)程度しか生産できないのに、通常新製品は歩留まりが50～60％臺(tái)になることを考慮すれば、1年に50～60萬(wàn)臺(tái)生産するのも難しくなる」とし、「（発売が遅れたのは）市場(chǎng)に新規(guī)參入するためプレミアム級(jí)の製品にすべきというプレッシャーと、歩留まりの問(wèn)題などが複合的に作用したものと見(jiàn)られる」と語(yǔ)っているという。

サムスンはこれまで、LG電子などに比べ有機(jī)ELテレビの生産に積極的ではなかったが、市場(chǎng)拡大と共に狀況が変化しているとのこと。今年の有機(jī)ELテレビ全體の出荷量は800萬(wàn)臺(tái)だが、サムスンの主力商品である液晶テレビに比べて、有機(jī)ELテレビ市場(chǎng)は急速に伸びている。業(yè)界関係者は、「これまで無(wú)視してきた有機(jī)ELテレビ市場(chǎng)への參入に対し、內(nèi)部では検討が進(jìn)んでいるはず」とし、「LGやソニーなどのライバル企業(yè)が有機(jī)ELテレビ市場(chǎng)を積極的に攻略していることも気にしているだろう」と分析しているという。

韓國(guó)のネットユーザーからは、「大事なのは発売する順?lè)瑜辘馄焚|(zhì)でしょ。サムスンはいつもLGの後を追って新製品を発表してるけど、実力はLGより上」「ソニーだけじゃなくLGからも発売されるのに」「結(jié)局価格競(jìng)爭(zhēng)になってサムスンが物量攻勢(shì)をかけてくるだろうね」など、「発売順は重要じゃない」との聲が寄せられている。

一方では「テレビはLGが最高なのに、なぜ販売量はサムスンが1位なんだろう」「QD-OLEDの収率は寶くじレベルと聞いたけど、価格はどうなるのかな」「サムスンはこれまで液晶テレビを有機(jī)ELテレビとして消費(fèi)者をだましてきたけど、どうやって補(bǔ)償する気なんだ？」などのコメントも見(jiàn)られた。（翻訳?編集/丸山）