2022年2月25日、中國メディアの環(huán)球網(wǎng)は、ロシアがウクライナに侵攻した問題について、臺灣の民進黨政権が西側(cè)諸國による対ロ制裁に參加する意向を示したことに、中國本土當局が反発したと報じた。

記事は、25日に行われた國務院臺灣事務弁公室の記者會見で、記者から「米國が先日EU、オーストラリア、日本、カナダ、英國、ニュージーランド、臺灣と密接に協(xié)力して、ロシアに対し輸出規(guī)制を発動することを表明すると、臺灣の民進黨當局も続いて『國際社會によるロシアへの経済制裁に參加する』と発言した。これについてどう思うか」との質(zhì)問が出たと紹介した。

そして、會見を擔當した馬暁光（マー?シアオグアン）報道官がこの質(zhì)問に対し「民進黨當局はウクライナ情勢にかこつけてあれこれと主張しており、今回改めて外國に求めて獨立を狙う魂膽が露呈した。あらゆる方策を講じて米國をはじめとする西側(cè)諸國と結(jié)託し、臺灣が中國の一部であるという事実の隠ぺいを企図して獨立の目的を達成しようとしている」とした上で、民進黨政権に対して「臺灣獨立は破滅への道であり、どんなことをしても祖國の完全統(tǒng)一は妨げられない」と忠告したことを伝えた。

また、臺灣を支援する西側(cè)諸國に対しても「一つの中國の原則を守り、『臺灣カード』を切らないよう勧告する。何人たりとも、國の主権と領土の完全性を守ろうとする中國人民の強い決心、意志、能力をみくびってはならない」と警告したことを紹介している。（翻訳?編集/川尻）