ロシアの軍事侵攻を受けているウクライナでは、「中國(guó)大使はすでに、首都キエフから逃げた」とのうわさが発生した。范先栄大使は27日までに、「同胞のためにキエフに留まっている」と説明する動(dòng)畫(huà)を発表した。

范大使によると、大使館に電話がかかって來(lái)て「中國(guó)大使はすでに逃げてキエフにいないと聞いたが、本當(dāng)か？」と尋ねられた。そのため、自分自身がキエフに留まっていると説明する動(dòng)畫(huà)を制作した。

范大使によると、身辺の狀況が切迫しているのは事実で、警報(bào)や爆発音、銃撃音が絶えず聞こえる狀況になった。大使館では職員がそのたびに、地下室に避難している。ほとんどの人が経験したことのない事態(tài)で、狀況はさらに悪化すると予想できる。また、予測(cè)不能な変化も多く発生すると考えられる。

范大使はさらに、國(guó)が危機(jī)的狀況に遭遇しているウクライナでは、あせって衝動(dòng)的になり、他人の反応により敏感になり、通常では考えられない過(guò)激な行動(dòng)に出る人が出現(xiàn)すると指摘。ウクライナにいる中國(guó)人には、安全上の危険があることを、必ず知っておいてほしいと訴えた。

また、危険な狀況になって、恐れたり心配しているのは誰(shuí)もが同じで、大使館職員も例外ではないと説明。しかし大使である自分としては、在ウクライナ中國(guó)人を必要以上に心配させるわけにはいけないと述べ、とにかく安全確保のための定めを守ってほしいと求めた。

安全確保の具體的な方法としては、「不要な外出はしない」「警報(bào)が聞こえた時(shí)には最寄りの避難所に逃げる」「室內(nèi)では窓のそばにいない」「可能な限り照明は使わない」「ウクライナ人同士の爭(zhēng)いに加わらない」「好奇心で撮影をしない」「軍事施設(shè)や軍事関係者から離れる」などと説明した。

范大使は「中國(guó)大使は永遠(yuǎn)に、同胞を見(jiàn)放して、自分の安全を先に求めることはしない。それは中國(guó)大使の風(fēng)格でなく、中國(guó)共産黨員の風(fēng)格でもない」と述べ、「われわれの後ろには祖國(guó)が控えている。大使館はあなたのそばに控えている。これは真実だ。皆が一緒になり共に努力して、目下の一時(shí)的な困難に打ち勝とう」と呼びかけた。（翻訳?編集/如月隼人）