2022年2月27日、瀟湘晨報は、ウクライナのキエフに滯在している中國人男性が「外出中に銃撃に遭遇した」と語る動畫を微博アカウントで紹介した。

記事は、キエフに滯在する中國人男性が26日に、買い物のために外出中に銃撃に遭遇し、両手を挙げて無抵抗であることを示しながら滯在先に戻ってきたと紹介。動畫の中でこの男性が「2人のウクライナ人が小銃を持って追撃してきた。娘を含む3人で逃げ、命に別狀はなかったが、弾丸が頭の上を通過し、娘が泣いた」と語ったことを伝えた。

また、この男性が1カ月前に中國からキエフに渡り、友人とともに4人でキエフ西部に滯在していたと語ったことを紹介。ウクライナに滯在している中國人に対し、不用意に外出しないよう呼び掛けている。

この件について、中國のネットユーザーは「1カ月前か……危険な地帯に入り込むとはなんと運(yùn)の悪い」「一般市民にも銃を放ち、無差別に人を殺そうとする。ひどい」「夜間外出禁止時間に外に出たわけではないでしょ。誰だって命がけで外に出たいなんて思わないけど、食べ物がなくなれば買いに行かなきゃいけないし。國には速やかに邦人の退避を手配してほしい」「中國人を襲撃して、中國も戦爭に巻き込みたいのか？」といった感想が寄せられた。

一方で「ロシアとウクライナに関する情報は、大手メディアの報道に注目すべき。ほかのメディアについては理性的に眺め、発言は慎重にすべき」と指摘する聲も。これには「そのとおり。この動畫だって、うその可能性がある」と賛同する意見も見られた。（翻訳?編集/川尻）