日本の世論調(diào)査の結(jié)果によると、中國人の日本に対する好感度が著しく低下した。これについて、中國の専門家は「政治関係が世論調(diào)査の結(jié)果に影響した」との見方を示した。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

報(bào)道によると、新聞通信調(diào)査會が26日に発表した中國、米國、英國、フランス、韓國、タイで実施した「対日メディア世論調(diào)査」の結(jié)果によると、中國人の日本に対する好感度が著しく低下した。

この調(diào)査は昨年11月から12月にかけて行われ、中國など6カ國からそれぞれ約1000人が調(diào)査に參加した。調(diào)査結(jié)果によると、中國人の調(diào)査対象者のうち日本に対して「好感」を持っていた人はわずか26．3％で、前回（2020年12月から翌年1月に実施）の調(diào)査結(jié)果より13．4％下がった。日本に対する好感度が最も高かった國はタイ（93．4％）で、次いで米國（79．0％）、フランス（78．1％）、英國（73．3％）、韓國（31．2％）となった。中國人の日本に対する好感度が大幅に低下した原因について、この調(diào)査の中國側(cè)擔(dān)當(dāng)者は、「日本の政治家の臺灣問題をめぐる言論や、新型コロナウイルス感染拡大による中國から日本への観光客の減少などが、中國人の日本に対する好感度低下の原因となった」と分析している。

清華大學(xué)國際関係學(xué)部教授、中國中日関係史學(xué)會副會長の劉江永（リウ?ジアンヨン）氏は27日、「民間感情の変化の面では、中國人の日本に対する感情の方がより上下の変動(dòng)が大きかった。今年は北京冬季五輪期間に比較的友好的な日中民間交流が行われ、大會マスコットの「氷墩墩（ビンドゥンドゥン）」や羽生結(jié)弦選手などに関する報(bào)道はとてもポジティブなものだったが、ある國に対する國民感情というものはこうしたこぼれ話的なエピソードでたやすく変わるものではなく、政治関係による影響が世論調(diào)査結(jié)果により強(qiáng)く反映された形となった。安倍內(nèi)閣から菅義偉內(nèi)閣、さらに岸田文雄內(nèi)閣に至るまで、日本の対中政策は中國國民の好感を得られていない。特に、日本政府がこのところ臺灣問題に関して挑発的言動(dòng)を取っていることが、さらに中國人の最も敏感な部分を刺激した」との見方を示した。

今年は日中國交正?；?0周年に當(dāng)たる。中國の孔鉉佑（コン?シュエンヨウ）駐日大使は先月、「日中の有識者は國交正?；纬跣膜肆ⅳ练丹?、日中関係の正しい発展方向を把握し、友好の信念をしっかりと固め、民間交流で政府間交流を促進(jìn)するという友好の伝統(tǒng)を発揚(yáng)し、交流と協(xié)力を深め、日中友好にポジティブなエネルギーをより多く注ぐべきだ」と述べた。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/AK）