2022年2月28日、中國メディアの観察者網(wǎng)は、國連安全保障理事會における対ロシア非難決議をインドが棄権して以降、ウクライナ國內(nèi)にいるインド人留學(xué)生が迫害を受けていると報じた。

25日に行われた國連安保理で、アルバニアが提出したウクライナ情勢に関する決議案の投票が行われた際、インド代表は棄権票を投じた。その後、ウクライナに滯在するインド人學(xué)生が続々とSNS上で「インド政府がロシア側(cè)に立っているという理由で、ポーランドへの入國許可が降りない」と現(xiàn)狀を訴えているという。また、インドの國際関係學(xué)者アショク?スウェイン氏も27日にツイッター上で「ウクライナにいるインド人學(xué)生が4日後にようやく國境を越えてポーランドに入ることを認められた」と書き込んだとのこと。

記事は、現(xiàn)地でインド人學(xué)生に対するウクライナ當(dāng)局関係者の粗暴な扱いも伝えられているとし、スウェイン氏が「ウクライナの保安機関関係者が、國境で戦爭から逃れようとしているインド人學(xué)生を蹴っている」と書き込んだほか、別のネットユーザーからはポーランド國境にいるインド人學(xué)生が威嚇射撃を受けているという動畫を公開したと伝えている。

さらに、インドのニューデリーテレビ（NDTV）が27日、ウクライナで荷物を背負ったインド人學(xué)生が制服を著た警備員に足蹴りを受けたほか、「狀況は日増しに悪化している。髪をつかまれ、こん棒で毆られて骨折した女子學(xué)生もいる」という現(xiàn)地からの聲を報じたことを紹介。記事は、NDTVの報道として、ウクライナには現(xiàn)在1萬6000人のインド人學(xué)生が滯留しており、多くの學(xué)生がSNSを通じて地下シェルターや防空壕の寫真、動畫を公開するとともに助けを求める聲を出していると伝えた。（翻訳?編集/川尻）