2022年3月2日、中國(guó)國(guó)防報(bào)は、日本が空中戦力の向上に力を集中させているとする記事を掲載した。以下はその概要。

日本は航空自衛(wèi)隊(duì)に配備されている68機(jī)のF-15J戦闘機(jī)の改修を行う。これらの戦闘機(jī)はこれまでに「多段階能力向上計(jì)畫」の適用を受けて改修されたもので、今回の改修計(jì)畫の條件も満たしているという。一方で、同じく「計(jì)畫」の適用を受けた34機(jī)のF-15DJについては対象から外れている。また、「計(jì)畫」の適用を受けていない99機(jī)については、今後F-35戦闘機(jī)と交代する予定だ。日本は最終的にF-35を157機(jī)配備する計(jì)畫を立てている。

今回の改修計(jì)畫の総費(fèi)用は56億2000萬(wàn)ドルと言われており、レーダーや電子戦システムの改良、特にスタンドオフミサイル発射能力を含む武器搭載能力の向上が行われる見込みだ。日本の當(dāng)局は、今回の改修について器材や部品を輸入した上で日本國(guó)內(nèi)で実施することを明らかにしており、米ボーイング社は昨年末に改修の設(shè)計(jì)、開発、テストなどのサービスを受注している。

第4世代のF-15Jの改修、第5世代のF-35の購(gòu)入とともに、日本は第6世代戦闘機(jī)の開発に向けた準(zhǔn)備も進(jìn)めている。日本と英國(guó)は第6世代戦闘機(jī)に必要なレーダーシステム「ジャガー」の合同開発を計(jì)畫しており、今年4月に始動(dòng)して5年間で開発を完了させる見込みだ。このほか、日本は英國(guó)とともに第6世代戦闘機(jī)向けエンジンのデモ機(jī)の開発も進(jìn)める。

F15-Jの改修で迎撃、打撃のプラットフォームを壽命を延ばし、F-35戦闘機(jī)の大量就役により空中の優(yōu)位性を確保し、第6世代戦闘機(jī)の共同開発で將來(lái)的な空の優(yōu)位性を得るとともに、自らの軍用航空関連技術(shù)開発能力、設(shè)計(jì)能力向上を図ろうとしている。日本が他者から制御された「外部調(diào)達(dá)」に飽き足りず、共同開発、自己開発への方向転換を企図していることが見て取れ、関係國(guó)は注視、警戒すべきだ。（翻訳?編集/川尻）