最近、ミサイルの試験発射を頻繁に繰り返している北朝鮮が、國際社會からの糾弾に対し反発の意を示した。3月6日、韓國?聯(lián)合ニュースが報(bào)じた。

記事によると、北朝鮮の外務(wù)省は6日、日本研究所研究員のキム?ソルファ研究員名義の文章をホームページに掲載?！缸罱毡兢畏佬l(wèi)省は、われわれが進(jìn)める偵察衛(wèi)星開発の重要試験を『弾道ミサイル発射』と決めつけ、『日本や地域、國際社會の平和と安全に対する脅威、國連安全保障理事會決議への違反』と言いがかりをつけている」とし、「明らかにわが國に対する拒否感や偏見にとらわれており、基本的な判別能力さえ失った無知と蒙昧（もうまい）の産物」と非難した。

またキム研究員は、「今回の試験は偵察衛(wèi)星開発の工程に沿って進(jìn)められた。われわれが何を打ち上げようと、日本はわれわれの主権と內(nèi)政に屬する問題について文句を言う名分も資格もない」と強(qiáng)調(diào)。そして「何度も語ってきたように、われわれの自衛(wèi)権行使に関連する措置については、周辺國家の安全を少しも脅かすものではない」と主張したという。

北朝鮮は2月27日と3月5日の弾道ミサイル発射について、「偵察衛(wèi)星開発の過程でカメラの性能や衛(wèi)星資料の送受信システムなどを點(diǎn)検するための試験だった」と主張している。しかし偵察衛(wèi)星を打ち上げるためには長距離ロケットを発射する必要があり、長距離ロケットは弾頭部の再突入體のみ交換すれば大陸間弾道ミサイル（ICBM）に作り変えることができる。そのため韓國の専門家は、「大陸間弾道ミサイル開発のための名分にすぎない」と分析しているという。

記事は、「今回は研究者個(gè)人の名義で文章を発表しているが、北朝鮮の弾道ミサイル発射に対する懸念の聲は日本以外の國からも上がっていることから、國際社會に向けたメッセージであるとも考えられる」と伝えている。

この記事を見た韓國のネットユーザーからは、「北朝鮮は韓國を火の海にする気か？」「核兵器を飛ばしてソウルに落ちても謝って終わりでしょ」「早く日本が北朝鮮に上陸して破壊してほしい」「米國が金正恩を倒してくれれば平和が訪れるのに」「プーチン、習(xí)近平、金正恩は処罰されるべき」など、北朝鮮に対する非難の聲が多く寄せられている。

一方では、「政権交代後には韓國も発射するから」「われわれも衛(wèi)星として打ち上げているし、米國や中國がミサイルを発射しても制裁を受けることがない以上、北朝鮮の論理は覆せない」などのコメントも見られた。（翻訳?編集/丸山）