2022年3月7日、中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)は、中國(guó)発のショート動(dòng)畫(huà)アプリの國(guó)際版であるTikTokがロシアでのサービスを一時(shí)停止することを発表したと報(bào)じた。

記事は、TikTokが7日にツイッター上で、ロシアにおけるライブ動(dòng)畫(huà)配信や動(dòng)畫(huà)アップロードサービスを一時(shí)停止するとの通知を発表し、「TikTokは創(chuàng)意とエンターテインメントの出口であり、人々が大きな悲劇や戦爭(zhēng)に直面する中で救済や人とのつながりを提供するソースとなりうる。しかし、われわれの一番の任務(wù)は従業(yè)員とユーザーの安全を守ることだ。ロシアの新しい『フェイクニュース法』を踏まえると、われわれにはロシアでの動(dòng)畫(huà)サービスを一時(shí)停止する以外の選択肢はなかった」とコメントしたことを伝えた。

その上で、今回のTikTokの発表の背景について、ロシアメディア監(jiān)督管理機(jī)関が4日にフェイスブック、ツイッターなどの西側(cè)製メディアを禁止し、プーチン大統(tǒng)領(lǐng)も同日にロシア軍に関するフェイクニュースに対する罰則を規(guī)定する刑法改正案に署名したことに言及。これらによるリスクを避けるために、米CNNやブルームバーグ、英BBCなどが相次いでロシアでの業(yè)務(wù)停止を宣言したとしている。

そして、ブルームバーグやBBCからは「刑法改正は獨(dú)立した記者を犯罪者に変えることが狙いであり、これにより正常な報(bào)道をロシアで継続することはできなくなった」との聲が出ていると紹介した。

この件について、中國(guó)のネットユーザーは「TikTokはもはや中國(guó)企業(yè)ではなく、獨(dú)立した米國(guó)企業(yè)になっている。米國(guó)の圧力により中國(guó)企業(yè)のバイトダンスはTikTokの管理権をほぼ失った。本社が米國(guó)にあって管理職から従業(yè)員までがみんな米國(guó)人なのに、どうしてTioTokは中國(guó)のアプリなどと言えるのか」「もはや米國(guó)のものなのに、西側(cè)諸國(guó)は中國(guó)のアプリだと主張するから、一部世論からT(mén)ikTokのロシアでのサービス停止が中國(guó)政府の指図によるものなどといった見(jiàn)方が出てしまっている」「中國(guó)の純正ショート動(dòng)畫(huà)アプリがロシア市場(chǎng)を占拠するチャンス」といったコメントを殘している。（翻訳?編集/川尻）