韓國(guó)大統(tǒng)領(lǐng)選で最大野黨「國(guó)民の力」の尹錫悅候補(bǔ)が當(dāng)選して革新系から保守系への政権交代が実現(xiàn)し、文在寅大統(tǒng)領(lǐng)の命運(yùn)に注目が集まっている。韓國(guó)では歴代大統(tǒng)領(lǐng)の多くが退陣後に逮捕?投獄されるなどしたためで、現(xiàn)政権に近い主要紙は「最優(yōu)先課題は國(guó)民統(tǒng)合」と強(qiáng)調(diào)。次期大統(tǒng)領(lǐng)に「政治報(bào)復(fù)」を避けるよう呼び掛けた。

韓國(guó)の歴代大統(tǒng)領(lǐng)中、初代の李承晩氏は民主化を求める學(xué)生デモで國(guó)を追われ、米ハワイに亡命。軍事獨(dú)裁體制を敷いた樸正熙氏は側(cè)近に殺害された。任期中の不正が取り沙汰された廬武鉉氏は自ら命を絶った。全斗煥、盧泰愚、李明博、樸槿恵各氏は汚職などで刑事訴追され。有罪判決を受けて収監(jiān)された。

ハンギョレ新聞は社説で大接戦となった大統(tǒng)領(lǐng)選を振り返り、「勝者がすべてを手に入れる大統(tǒng)領(lǐng)制の下で、陣営間の対立は選挙のたびに常にあったが、今回の大統(tǒng)領(lǐng)選では特にその溝が深まった」と論評(píng)。「各候補(bǔ)の資質(zhì)と能力に対する評(píng)価よりも、ただ『何が何でも相手候補(bǔ)が大統(tǒng)領(lǐng)になることは阻止しなければならない』という憎悪と対決心理が選挙戦を支配したことは否定できない事実だ」と述べた。

続いて「このような極端な分裂と対立が大統(tǒng)領(lǐng)選挙後も続くなら、國(guó)家的不幸になるだろう」と憂慮?！袱长欷蚪庀贰⒔y(tǒng)合の道に進(jìn)む責(zé)任は選挙で勝利した尹氏に大きくかかってくるのは避けられない。尹氏は選挙過(guò)程で分裂した國(guó)民の心をどう埋めるかを深く悩み、約束通り『國(guó)民統(tǒng)合政府』を名実共に発足できるよう努力してほしい」と訴えた。

さらに「多くの國(guó)民は（前検事総長(zhǎng)の）尹氏が政権を握れば『検察共和國(guó)』になると懸念している。尹氏はこれを明確に解消しなければならない」と言及?！刚螆?bào)復(fù)は決してしないと宣言し、それを?qū)g行することで、文大統(tǒng)領(lǐng)と（政権與黨「共に民主黨」の）李在明候補(bǔ)を支持する國(guó)民の半數(shù)の不安を解消しなければならない」とした。

社説は「これは尹氏が統(tǒng)合と協(xié)治のリーダーシップを示す第一歩になるだろう」と注文。「尹氏は選挙運(yùn)動(dòng)期間中、ハン?ドンフン検事長(zhǎng)らの側(cè)近を重用し、文政権の捜査に乗り出すという意思を明らかにした。任期序盤(pán)の『「與小野大（政権與黨の國(guó)會(huì)議席數(shù)が野黨より少ない狀況）』の狀況で、もし尹氏が企畫(huà)捜査を通じて政局の主導(dǎo)権を握ろうとすれば、今よりもさらなる分裂と対立をもたらすことは火を見(jiàn)るよりも明らかだ」と警告した。

その上で「任期末にも高い支持率を記録している前職大統(tǒng)領(lǐng)を政治的に狙った瞬間、世論は真っ二つになり、最も重要な大統(tǒng)領(lǐng)任期序盤(pán)を極限の対立で無(wú)駄にすることになるだろう」と重ねて主張した。（編集/日向）