中國(guó)では、浙江州の杭州師範(fàn)大學(xué)付屬競(jìng)潮小學(xué)校で生徒全員が一斉に「寢そべり族」になる狀況が注目を集めている。

中國(guó)では、學(xué)校時(shí)代から社會(huì)人になっても厳しい競(jìng)爭(zhēng)にさらされてきたことで、やる気を失って物事に積極的にとりくまなくなった若者が「寢そべり族」などと呼ばれている。しかし競(jìng)潮小學(xué)校の場(chǎng)合はそうでない。學(xué)校側(cè)が導(dǎo)入した機(jī)といすによる「晝寢」の光景だ。

同小學(xué)校では今の季節(jié)なら毎日30－40分、5月になり夏時(shí)間制になれば1時(shí)間を、生徒に晝寢をさせる時(shí)間としている。これまでは座ったまま機(jī)にうつ伏せにさせたり、空いている教室に布団を敷いて寢かせていた。

新しく導(dǎo)入した機(jī)といすは一體化しており、機(jī)の高さや椅子の背もたれの角度を調(diào)整できる。晝寢の際には機(jī)を高く調(diào)整する。すると、背もたれを倒せば後ろの席の機(jī)の下にもぐり込ませることができる。また、取り付けられている足乗せを引き出すことで、生徒は寢そべった姿勢(shì)で晝寢を楽しむことができる。

これまでは、機(jī)にうつ伏して寢たので、枕替わりにした腕がしびれてしまうことがあったが、今の晝寢はとても快適で「これは楽だ」と話した生徒もいるという。仰向けになって寢る生徒だけでなく、橫向きになる生徒も多い。

インターネットでは「私の子が通う小學(xué)校でも、こうしてほしいものだ」「いいね。子供が機(jī)にうつ伏せになって寢たんじゃ、首とか胸によくないからね」「多くの學(xué)校では機(jī)にうつ伏せになって寢ているけど、目が覚めた時(shí)に疲れを感じるんだよね。この方法で寢そべったら、とても快適。どの學(xué)校も取り入れることを提案します」などの投稿が寄せられた。中には高校生が投稿したと思われる「これを高校まで広めてほしい。自分で費(fèi)用を負(fù)擔(dān)してもよい」という聲も寄せられた。

屬競(jìng)潮小學(xué)校は現(xiàn)在までに、この機(jī)?椅子を1年生6クラス分として180セット購(gòu)入した。1セット當(dāng)たりの価格は1200元（約2萬(wàn)2000円）という。（翻訳?編集/如月隼人）