中國(guó)では、上海市內(nèi)で暮らしていた日本人が、マンション敷地內(nèi)にいる「家無(wú)し貓」について、「私は帰國(guó)することになりました。殘された貓の世話をお願(yuàn)いします」といった貼り紙をしたことで、中國(guó)人住民らとの交流が活性化したことが話題になった。

【その他の寫(xiě)真】

日本人は自らをMiaoと名乗った。Miaoさんによる最初の貼り紙によると、新型コロナウイルス感染癥の影響で2年もの間、日本に帰國(guó)できなくて家族に會(huì)えなかった。しかし黒貓とトラネコの2匹の貓に出會(huì)えたことで慰められた。しかしこのほど帰國(guó)することになった。そしてトラネコは最近、元?dú)荬胜い韦扦趣皮庑呐浃筏皮い毪趣いΑ?/p>

しかし、マンションにはMiaoさん以外にも貓の世話をする人がいて、心配しないでよいと言ってもらえたという。Miaoさんは「再び上海に來(lái)たら、かわいい貓たちに會(huì)えることを楽しみにしています。私の分も貓をかわいがってください。お願(yuàn)いします。ありがとう」と書(shū)き込んだ。

ところで、しばらく前の話だが、黒貓とトラネコの姿が見(jiàn)えなくなったことがあった。後になり、このMiaoさんが2匹を動(dòng)物病院に連れていって不妊手術(shù)を受けさせていたためと分かったが、「貓好き」のマンション住人は心配した。

マンションにすむ小學(xué)校4年生のJojoさんも貓の世話をする一人だ。Jojoさんは、アレルギー癥の関係で自室で貓を飼うことができないため、マンション敷地に住む貓をかわいがっているという。Jojoさんは、貓の世話をするだけでなく、マンション敷地內(nèi)に住む貓の「貓口統(tǒng)計(jì)」を作成したり、貓のことを作文に書(shū)いたりしている。貓2匹が見(jiàn)當(dāng)たらなくなった際には、自分で懸命に探したりマンションの警備員らに尋ね回ったりした。

「行方不明」になっていた貓2匹が戻って來(lái)た時(shí)に、貓好きのマンション住人はとても喜んだ。Miaoさんによると、貓には不妊手術(shù)をすべきことが、まだ十分には理解されていない。子貓が生まれても多くは生き殘れず、生き殘れてもやせ細(xì)ってしまう。また貓の數(shù)が増え過(guò)ぎて、住人の生活に支障が生じる場(chǎng)合もある。Miaoさんは、人と貓の共存を成立させるためにも、貓の不妊手術(shù)や合理的な餌のやり方について住人に浸透させるべきと考えていたという。

このマンションの「貓好き住人」たちはマンション敷地內(nèi)の貼り紙で交流が始まったが、面識(shí)がない場(chǎng)合が珍しくない。Jojoさんも、日本人のMiaoさんがだれか知らず、餌やりの場(chǎng)で會(huì)った男性が「あれがMiaoさんかも」と思う程度だという。

しかし、貼り紙を通じてでも住人らの「心の交流」は成立した。Jojoさんも、Miaoさんが1日も早く家族と再會(huì)できることを祈っている。（翻訳?編集/如月隼人）