2022年3月16日、中國(guó)メディアの九派新聞は、中國(guó)の消費(fèi)者権利保護(hù)デーの特別番組で、漬物食品の非衛(wèi)生的な製造現(xiàn)場(chǎng)の実態(tài)が暴露されたことを報(bào)じた。

記事によると、中國(guó)で毎年3月15日の消費(fèi)者権利保護(hù)デーに放送される中國(guó)中央テレビ（CCTV）の特別番組で、今年は複數(shù)の著名食品會(huì)社の漬物製品を代理生産している湖南省挿旗菜業(yè)有限公司がクローズアップされ、同社が手掛ける特産の「老壇酸菜」の製造工程で、作業(yè)員が裸足で漬物を踏む、タバコの吸殻を漬物の上に捨てるなどいった行為が見(jiàn)られた。

同社がある湖南省華容県は「中國(guó)のからし菜の里」として知られており、現(xiàn)地ではからし菜を土中に掘った穴に入れて漬け込む獨(dú)特の方式で「老壇酸菜」を製造しているという。深さ2メートルほど、幅2メートルほど、長(zhǎng)さ5メートルほどの穴を掘り、その上に透明なプラスチックシートを敷き、1?2日天日に干したからし菜を塩と交互に重ねる形で入れ、再びプラスチックシートで覆って密封した上で土をかぶせる。5カ月ほどで程よく漬かり、しっかり密封できていれば2年は保存可能とのことだ。

記事は、土の中に埋めるという獨(dú)特の製造方法はさておき、その工程の中に問(wèn)題があることが暴露されたとし、漬物づくりに攜わる現(xiàn)地住民が「普通は長(zhǎng)靴を履いて踏む。裸足で漬物を踏むことも、少ないけど確かにある。ただ、漬物は高い塩分によってすべての細(xì)菌が死ぬから問(wèn)題ない。昔から『塩は百毒を消す』とも言われているし、出來(lái)上がった漬物は何度も洗浄するから」と話し、裸足で踏んでも衛(wèi)生的には何ら問(wèn)題ないとの認(rèn)識(shí)を示したことを伝えている。（翻訳?編集/川尻）