2022年3月17日、中國メディアの観察者網(wǎng)は、男子バスケットボールドイツ代表のスポンサー企業(yè)である中國の匹克（PEAK）が新疆ウイグル自治區(qū)で強制労働を行っているとドイツメディアが報じたことを伝えた。

記事は、ドイツの人気ニュース番組ターゲスシャウの公式サイトが16日に、匹克が強制労働の指摘を受けていると報じたことを紹介。西側(cè)メディアや西側(cè)人権団體、オーストラリア戦略政策研究所（ASPI）の情報を引用した上で「それでもドイツバスケットボール?yún)f(xié)會が縁を切らないのは、経済的な理由からだ」と評したと伝えている。そして、「メディアによる煽り立てを受けて、匹克と約10年にわたりスポンサー契約を結(jié)んでいる同協(xié)會に対し、説明を求める聲が出ている」とした。

記事によれば、匹克は2012年に同協(xié)會とスポンサー契約を結(jié)び、同協(xié)會唯一の公式サプライヤーとなった。男女ドイツ代表やユース代表などにユニホームやトレーニングウエアなどを提供し続けており、17年には28年まで提攜を延長する契約を結(jié)んでいる。

報道に対し、同協(xié)會は「これまで工場を視察してきた中で、現(xiàn)場の作業(yè)や生産環(huán)境について把握してきたが、強制労働が行われている様子は見られなかった」と否定。同協(xié)會の事務局長は「協(xié)會は、匹克との提攜関係に対して何の疑いも持っていない」とコメントする一方で、「スポンサーのサプライチェーン問題に注視するとともに、今後中國に赴いてスポンサーとこの件について話し合う」と世論に配慮する発言も見せたと記事は伝えている。（翻訳?編集/川尻）