中國で21日起きた中國東方航空の旅客機墜落事故をめぐり、「事故を営業(yè)に使った企業(yè)がある」との報道に非難の聲が相次いでいる。

中國メディアの中國新聞社は21日、中國版ツイッター?微博（ウェイボー）への投稿で、「東方航空5735便の墜落という痛ましい事故が起きたが、このような時にごく少數(shù)の企業(yè)は『災難営業(yè)』を行った。報道によると、山西省のある不動産會社は事故が起きた便を背景にした宣伝図を作成し、人々の怒りを買った」と説明。悲劇の前で人間としての最低ラインを守るよう呼び掛けるとともに、「アクセス數(shù)のために悲劇を営業(yè)の道具にしてはならない。さもなくば、消費者に唾棄される」と訴えた。

中國新聞社は、事故をからかうなど不適切な言論で21日午後7時40分までに25の微博アカウントに30日間から永久的な封鎖措置が取られたことも伝えており、これら報道に中國のネットユーザーからは「厳罰に処す方法はあるのだろうか」「言葉が出ない」「自分事として捉えられなくても、最低限の良識は維持してほしい」などの聲が上がっている。（翻訳?編集/野谷）