韓國(guó)次期大統(tǒng)領(lǐng)の尹錫悅（ユン?ソクヨル）氏が発表した大統(tǒng)領(lǐng)府移転計(jì)畫(huà)をめぐり、米華字メディアの多維新聞は22日に「大統(tǒng)領(lǐng)府移転で『青瓦臺(tái)の呪い』は終えられるか」と題する記事を掲載した。以下はその概要。

尹氏は20日、大統(tǒng)領(lǐng)執(zhí)務(wù)室を青瓦臺(tái)からソウル市竜山區(qū)にある國(guó)防省庁舎に移し、就任後に青瓦臺(tái)を公衆(zhòng)に全面開(kāi)放すると発表した?，F(xiàn)在、青瓦臺(tái)は一部が開(kāi)放されているだけで、本館と迎賓館は外から見(jiàn)ることしかできない。移転計(jì)畫(huà)は韓國(guó)の長(zhǎng)年の伝統(tǒng)を打ち破るもので、現(xiàn)在の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)も就任後に青瓦臺(tái)から移転すると表明したが、安全や後方勤務(wù)などが原因で斷念している。

尹氏が示した移転理由は「公衆(zhòng)とより良く意思疎通するため」だ。尹氏は移転は単純な空間移動(dòng)ではなく、より良く仕事をするための決意と約束を?qū)g現(xiàn)する堅(jiān)い意志を理解してほしいと述べている。だが、移転に対する韓國(guó)社會(huì)の見(jiàn)方はさまざまだ。政界や軍関係者の間で反対は少なくなく、こうした人々は「敵に大統(tǒng)領(lǐng)執(zhí)務(wù)室と軍事本部を同時(shí)に攻撃することを可能にさせ、國(guó)の安全保障に巨大な弱點(diǎn)が生じる」と考えている。

また、「移転は青瓦臺(tái)の風(fēng)水と関係か」と疑問(wèn)視するメディアも少なくない。韓國(guó)で有終の美を飾った大統(tǒng)領(lǐng)は少なく、樸正熙（パク?チョンヒ）氏は暗殺され、全斗煥（チョン?ドゥファン）氏、盧泰愚（ノ?テウ）氏は退任後に収監(jiān)された。廬武鉉（ノ?ムヒョン）氏は自ら命を絶ち、樸槿恵（パク?クネ）氏は任期中に弾劾された。李明博（イ?ミョンバク）氏は現(xiàn)在も収監(jiān)中だ。

一方、尹氏のチームは「この移転は公衆(zhòng)との接觸および幕僚との意思疎通を改善するものだ」と強(qiáng)く主張し、風(fēng)水の影響を受けたとの意見(jiàn)に反論している。

青瓦臺(tái)は長(zhǎng)期にわたって韓國(guó)の権力の中樞であり続け、大統(tǒng)領(lǐng)府の移転は韓國(guó)にとって象徴的な出來(lái)事となる。青瓦臺(tái)を公衆(zhòng)に全面開(kāi)放するとの決定はその動(dòng)機(jī)がどうであれ、新政権の革新的な願(yuàn)望を顕示している。だが、青瓦臺(tái)時(shí)代の終わりで、韓國(guó)大統(tǒng)領(lǐng)が有終の美を飾るのが難しいという呪いを終わらせることができるかどうかは、まだ一つの願(yuàn)望にすぎない。（翻訳?編集/野谷）