2022年3月21日、韓國?イーデイリーは「韓國の技術(shù)で開発された柑橘品種がロイヤリティー（使用料）を得て米國で現(xiàn)地栽培される」と伝えた。

記事によると、韓國農(nóng)村振興庁は同日、2010年に開発した「タムナヌンボン」について、米國の柑橘栽培流通業(yè)者（M．Park INC．）に技術(shù)移転したと発表した。

韓國農(nóng)村振興庁は2017年から現(xiàn)地の流通業(yè)者を通じて米國で実証栽培を行い、米國で栽培されていた日本産品種「不知火（デコポン、韓國ではハルラボンと呼ばれる）」よりタムナヌンボンが優(yōu)秀だとの評価を受けた。

今回の契約は韓國內(nèi)の農(nóng)民被害を防止するため、米國內(nèi)での生産販売だけを許可し、現(xiàn)地で生産した苗木や果実の韓國內(nèi)への搬入を禁止する條項が盛り込まれた。

タムナヌンボンは不知火の突然変異品種で、韓國では2014年に品種登録され、2019年に米國の植物特許を取得した。見た目は不知火とほぼ同じだが、重さは280グラムほどでやや大きい。糖度は15°Bxで不知火より高く、食感の良さが特徴となっている。韓國では2018年から普及され、栽培面積は徐々に拡大しているという。

今回契約した流通業(yè)者のキム?ビョンハク代表理事は「従來の品種より生育と味の面で優(yōu)れたタムナヌンボンが米市場を獨占する日系品種のハルラボンの代わりになるよう、品質(zhì)改善と現(xiàn)地販売戦略を強化していく」と述べた。

農(nóng)振庁関係者は「これからも海外でも競爭力のある品種を開発し、安定した市場定著に向け栽培技術(shù)の普及に務(wù)める」と述べたという。

これを見た韓國のネットユーザーからは「韓國の品種が日本品種を追い出した」「韓國の果物をグローバル化させるという意味で非常に立派なこと。よりたくさんの新品種を開発するために積極的な投資と研究が行われてほしい」など喜ぶ聲が上がっている。

一方で「日本の品種にハルラボンとの名前を付けたのは誰？韓國國民のほとんどが韓國品種と勘違いして購入していたはず」「ハルラボンが日本の品種だったなんて。裏切られた」「ハルラボンを韓國固有のみかんだと思って高くても買って食べていたのに。完全にだまされた」など、ハルラボンが日本の品種だったことに驚く聲も多數(shù)見られた。（翻訳?編集/堂本）