2022年3月23日、人民日?qǐng)?bào)は、広西チワン族自治區(qū)梧州市付近に墜落した中國(guó)東方航空機(jī)のブラックボックスが発見されたと報(bào)じた。

記事によると、21日に発生した中國(guó)東方航空機(jī)墜落事故の3回目となる記者會(huì)見が23日に行われ、事故機(jī)が搭載していた2つのブラックボックスのうちコックピットボイスレコーダー（CVR）が見つかり、ある程度の損傷はあるものの記録はほぼ完全な形で殘っていたことが明らかになった。

中國(guó)航空學(xué)會(huì)が発行する雑誌「航空知識(shí)」の王亜男（ワン?ヤーナン）編集長(zhǎng)は「CVRはパイロット同士、パイロットと管制との會(huì)話など、コックピット內(nèi)のすべての會(huì)話のほか、システムの警告音も記録されている可能性があり、事故原因を分析する上で重要な証拠となる」と語(yǔ)った。

また、王氏はCVRの発見位置について墜落地點(diǎn)から約20メートルの場(chǎng)所だったことに觸れ、もう一つのブラックボックスであるフライトデータレコーダー（FDR）についても「そう遠(yuǎn)くない場(chǎng)所にある可能性がある」との見解を示すとともに、機(jī)體の飛行姿勢(shì)、パイロットの操縦動(dòng)作、重要システムのパラメータなどが記録されたFDRからもデータを読み取ることができれば、事故狀況を再現(xiàn)するためのデータ面での裏付けが取れると語(yǔ)った。

さらに、FDRが見つかることにより調(diào)査チームは初歩的な結(jié)論を早期に出しやすくなるとする一方で、「航空事故の調(diào)査報(bào)告は緻密な作業(yè)であり、あらゆる要素を考慮しなければならず、シミュレーション実験による再現(xiàn)も必要だ。最終的な報(bào)告が出るには半年から1年くらいの時(shí)間がかかるのが一般的だ」と述べた。（翻訳?編集/川尻）