2022年3月25日、米華字メディア?多維新聞によると、広西チワン族自治區(qū)梧州市付近で発生した中國東方航空機(jī)墜落事故で、同航空幹部がメンテナンスコスト削減が事故の理由であるとするネット上の情報(bào)を否定した。

墜落事故が発生した21日、中國のネット上では、同航空が100億元にも上る赤字によってメンテナンス費(fèi)用の削減を進(jìn)めており、これにより生じたメンテナンス不良が墜落事故につながったとの情報(bào)が流れた。これに対し、同航空関係者は「昨年のメンテナンスコストは2019年より12％増えている」とのデータを示して否定した。

同航空中國共産黨グループ宣伝部長の劉暁東（リウ?シアオドン）氏は24日、中國國家応急処置指揮部で行われた記者會(huì)見において、事故機(jī)の使用年數(shù)は6．8年と若く、対空性改善指令基準(zhǔn)におけるシフトフォーク部品の最も厳しい検査実施基準(zhǔn)である2萬2600回の離著陸には到底達(dá)していないとし、事故機(jī)には當(dāng)該部品のメンテナンス問題は全くなかったとの見解を示したという。

また、メンテナンスコストについても「新型コロナで航空便數(shù)が減少した期間があったがそれでも安全確保のためにメンテナンスコストを削減するようなことはなく、むしろ増やしている。當(dāng)社は上場企業(yè)であり、21年のメンテナンスコストが19年より12％増えたというデータは、公開資料から確認(rèn)できる」とし、ネット上の情報(bào)を改めて否定した。（翻訳?編集/川尻）