2014年6月4日、重慶大學(xué)で教鞭を執(zhí)る蔣力（ジアン?リー）氏が、今春に訪日した際の日本の印象について記している。

【その他の寫真】

今回、われわれ重慶大學(xué)建築城規(guī)（都市計畫）學(xué)院のメンバーは、早稲田大學(xué)の招待を受け、清華大學(xué)建築城規(guī)學(xué)院のメンバーと共に、東日本大震災(zāi)で津波の被害に見舞われた巖手県大槌町を訪れた。重點は被災(zāi)地の再建の手伝いである。プロジェクトは前期調(diào)査研究、中期設(shè)計、成果報告の3つの段階に分けられている。

前期調(diào)査研究では、私たちは日本の多くの都市を訪れた。京都の歴史的な建築物や東京のモダンな雰囲気、直島の蕓術(shù)的な息づかいなどは、どれも深く印象に殘った。また、日本人の禮儀正しく友好的な姿勢は、中華禮節(jié)の神髄を踏襲した現(xiàn)代國家の文化を感じさせた。

中期設(shè)計の過程では、日本人の獨特な思考、創(chuàng)造的な表現(xiàn)に學(xué)ぶところは多く、互いに長短を補うことができた。日本人の資源の節(jié)約と有効利用を重視する基本原則は、われわれの設(shè)計に參考となるものだった。言葉の壁はあったものの、ひとつひとつの笑顔が示す心のやり取りに障害はなかった。協(xié)議と協(xié)力は順調(diào)に進んだ。

成果報告は、現(xiàn)地の住民との交流である。各自の理念や計畫を伝え、フィードバックをもらうのだ。日本人はコミュニティの建設(shè)に対する?yún)⒓右庥ⅳ恰⑾菠螭亲苑证我庖姢鋺B(tài)度を示した。われわれは、「このような姿勢が、新たなコミュニティに良好な內(nèi)部環(huán)境をもたらすのだ」と意識すると同時に、このような姿勢も日本社會の調(diào)和がとれている重要な要素の一つなのかもしれないと感じた。

今回の訪日では溫かさを感じた。日本がその経済、文化、宗教のもとで放つ獨特の気質(zhì)には、確かに人々を魅了するものがある。急速な現(xiàn)代化と伝統(tǒng)文化の保存という矛盾にどっしりと向き合う様子は、稱賛に値する。また、これほどまでに人口密度が高い國が、奇妙なまでに高い森林率を誇っている點にも、敬服せずにはいられない。日本とは、真に人々の関心を集める國である。（翻訳?編集/北田）