香港誌の亜洲週刊はこのほど、離島防衛(wèi)を想定した日米合同の軍事演習(xí)の近況を紹介する、毛峰東京支局長(zhǎng)の署名入りの記事を発表した。記事によると、初めて日米雙方が垂直離著陸輸送機(jī)のオスプレイを投入した演習(xí)などは「臺(tái)灣有事」に関連する重要な意味があるという。

【その他の寫真】

陸上自衛(wèi)隊(duì)は15日、靜岡県東富士演習(xí)場(chǎng)で米海兵隊(duì)と共同で実施した水陸両用演習(xí)をメディアに公開(kāi)した。離島防衛(wèi)を想定し、陸上自衛(wèi)隊(duì)木更津駐屯地の輸送機(jī)Vー22オスプレイ１機(jī)が陸上自衛(wèi)隊(duì)の水陸機(jī)動(dòng)団を輸送、展開(kāi)する訓(xùn)練を行った。亜洲週刊は、自衛(wèi)隊(duì)と米軍が共にオスプレイを投入して兵員を輸送する演習(xí)は初めてと紹介した。

日米雙方の指揮官は、周辺地區(qū)で発生しうる緊急事態(tài)に備えて、空輸を?qū)g施する際の裝備などの共通化や互換性を向上させ、高い機(jī)動(dòng)力と迅速性を持つ一體化した離島関連作戦を共同で行うために具體的な意義を持つ演習(xí)と説明したという。

また非公開(kāi)ではあったが、F－35B戦闘機(jī)が空中からの火力支援を行ったり、靜岡県沼津の海岸では日米雙方がそれぞれ水陸両用戦車AAV7も投入する上陸演習(xí)も行われた。一連の演習(xí)には、陸上自衛(wèi)隊(duì)水陸機(jī)動(dòng)団の400人あまりと米海兵隊(duì)第31海兵遠(yuǎn)征部隊(duì)600人あまりの1000人以上が參加した。

沖縄に駐屯する米海兵隊(duì)第31海兵遠(yuǎn)征部隊(duì)はその他の部隊(duì)と共同で、CH‐4輸送ヘリコプター24機(jī)を運(yùn)用している。このCH‐4は將來(lái)、すべてオスプレイに入れ替えられる計(jì)畫だ。

オスプレイは可変翼の採(cǎi)用により、ヘリコプターのように垂直離著陸が可能である上に、ヘリコプターより速く飛べ、搭載重量も大きい。自衛(wèi)隊(duì)がこれまで使ってきたCH‐47輸送ヘリコプターと比べて、速度は2倍で搭載可能重量は3倍だ。

オスプレイにはもう一つ、航続距離が長(zhǎng)いという特長(zhǎng)がある。CH‐47が行動(dòng)可能な半徑はわずか140キロだが、オスプレイの場(chǎng)合には600キロだ。しかも、CH‐47は空中給油を受けることができないが、オスプレイなら可能だ。オスプレイが1回の空中給油を受けた場(chǎng)合、行動(dòng)可能な半徑は1100キロに達(dá)する。このことは、沖縄本島の基地を飛び立ったオスプレイが、尖閣諸島など日本の南西諸島だけでなく、臺(tái)灣本島全域に到達(dá)できることを意味する。

つまり自衛(wèi)隊(duì)と米軍がオスプレイを運(yùn)用することは、「尖閣有事」だけでなく「臺(tái)灣有事」への対応力を増強(qiáng)したことになる。

さらに、米海軍と日本の海上自衛(wèi)隊(duì)は3月初旬に共同で、対潛水艦攻撃の演習(xí)を?qū)g施した。同演習(xí)で米國(guó)海軍は日本の周辺海域で初めて、訓(xùn)練用魚雷を発射した。

日本側(cè)の動(dòng)きとしてはそれ以外にも、航空自衛(wèi)隊(duì)が「宇宙作戦隊(duì)」を発足させたり、サイバー戦については陸海空自衛(wèi)隊(duì)と防衛(wèi)大學(xué)校から選抜された10チームと、米國(guó)、オーストラリア、フランス、ベトナム、フィリピン、インドネシアの各軍のサイバー部隊(duì)のチームが模擬戦を行うなどしている。

さらに、青森県の三沢基地には無(wú)人偵察機(jī)RQ－4グローバルホーク無(wú)人偵察機(jī)が配備されることになった。グローバルホークは30時(shí)間以上の連続飛行が可能で、中國(guó)軍が発する東シナ海や臺(tái)灣海峽周辺に関連する情報(bào)を広い範(fàn)囲で収集して、中國(guó)の軍事活動(dòng)を監(jiān)視することになると思われる。（翻訳?編集/如月隼人）