外交部の汪文斌報(bào)道官は25日の定例記者會(huì)見(jiàn)で、「米國(guó)と北大西洋條約機(jī)構(gòu)（NATO）はセルビア、イラク、アフガニスタンなどの國(guó)民に対して犯した罪を反省する前に、裁判官を自稱する資格も権限もない」と述べました。

3月24日は、ユーゴスラビアがNATOから空爆を受けた23周年の日です。セルビアのブチッチ大統(tǒng)領(lǐng)はこのほど取材に対して、「23年が経った今日、（當(dāng)時(shí)の）NATO加盟19カ國(guó)が、どれほど恐ろしく、でたらめで、不法であり不道徳な犯罪をしたかが、はっきり分かっている。彼らがロシアのウクライナ『侵入』を批判することは、実に愚かで恥ずべきことだ。彼らが常に口にする道徳や価値観といったものは、そもそも存在しないのだ」と述べました。

汪報(bào)道官は同発言に関連する質(zhì)問(wèn)を受けた際に「米國(guó)をはじめとするNATO軍は1999年3月24日、國(guó)際條約や國(guó)際関係の基本準(zhǔn)則に甚だしく違反し、國(guó)連安保理を公然と無(wú)視し、主権國(guó)家であるユーゴスラビアに対して78日間にわたる連続空爆を始めた?？毡?萬(wàn)2000回以上に及び、投下した爆弾は1萬(wàn)トン以上、発射したミサイルは3000発を上回った。醫(yī)療施設(shè)から名所舊跡、一般人住宅まで、無(wú)差別に空爆した。そのことで、3人の中國(guó)人記者を含む數(shù)千人以上の一般人が命を奪われた。NATO軍は空爆に國(guó)際條約が使用を明確に禁止している劣化ウラン弾を使い、セルビアの環(huán)境や國(guó)民の健康に長(zhǎng)期に渡って悪影響をもたらした」と述べました。

さらに、「NATOがサミットを開(kāi)催してウクライナ問(wèn)題を議論する際、米國(guó)とNATO加盟國(guó)はウクライナ危機(jī)の原因について反省しなかったのか。冷戦から生まれたNATOは戦爭(zhēng)のために存在している。世界の安全と安定を促進(jìn)したことは一度もない。真に平和を愛(ài)し平和を促す人々は、NATOの東方拡張を続けることに、大聲で『ノー』を叫んでいる」と表明しました。（提供/CRI）