米國などによる中國の華為技術(shù)（ファーウェイ）への強い圧力が続いているが、ファーウェイは逆に「世界とのつながり」を強化しつづけている。學術(shù)教育分野でも、世界の多くの國で「次の一手」を打ち続けている。

IT業(yè)界における市場調(diào)査を手掛ける米國企業(yè)のデローログループによると、2021年の全世界における通信設(shè)備の売り上げシェアで、ファーウェイは28．7％。20年の31％に比べるとやや低下したが、依然として世界1位だった。中國市場を除いたシェアでも、エリクソンとノキアが20％程度、ファーウェイが18％程度で、三大大手がほぼ拮抗（きっこう）する狀態(tài)だ。

かつてのように「ファーウェイの快進撃」が続く狀態(tài)ではないが、ファーウェイの存在感が弱まった狀況でもない。そしてファーウェイは「世界とのつながり」を強化している。

最近の動きとしては、ファーウェイはクウェート科學技術(shù)大學の5G通信研究施設(shè)設(shè)立に協(xié)力した。同國初の5G関連の研究施設(shè)であり、同大學はファーウェイの協(xié)力により、學生をICT人材に育成し、同時に新たなビジネスモデルを促進するという。

アフリカのザンビア政府とも22日までに、若者のデジタル技術(shù)を高め、イノベーションの指導者に育成するためのパートナーシップを締結(jié)した。ファーウェイはザンビアの教育機関で5000人の學生と50人の教師にICTトレーニングを提供し、同國にICTの中核となる最高のデジタル?イノベーション?ハブを建設(shè)する。ファーウェイはまた、同國でデジタルイノベーション奨學金基金を設(shè)立して、當初の今後4年間には毎年50人の學生に奨學金を提供するなどする。

ファーウェイはまた、24日までにトルコのバフチェシヒル大學（BAU）と協(xié)力協(xié)定を締結(jié)した。背景には、新型コロナウイルス感染癥の流行により、BAU側(cè)が「教育のデジタル化」はますます重要になりつつあると認識したこともあるという。雙方はファーウェイ＆BAU教育プラットフォームを構(gòu)築する計畫だ。

BAU関連企業(yè)であるBAUグローバルのエンベル?ユセル社長は、「健康、教育、農(nóng)業(yè)などあらゆる分野でファーウェイと一緒に仕事をしていく」と述べた。ユセル社長はまた、「これからの教育に、もはや場所は重要ではない」と表明した。世界のどこにいても、必要最小限の設(shè)備があればほとんどの訓練を施すことができるからという。（翻訳?編集/如月隼人）