2014年6月4日、アジア安全保障會(huì)議（シャングリラ対話）でヘーゲル米國(guó)防長(zhǎng)官が中國(guó)の海洋進(jìn)出を非難し、米中関係の緊迫化が取りざたされているが、米政府筋は「米中は利害を共有しており、実際は米中関係に根本的な変化が起きてはおらず、米國(guó)、中國(guó)の基本的な姿勢(shì)は不変」との見方を示した。7月に北京で開催される米中戦略対話で経済交流、軍事安全保障、環(huán)境問題などが話し合われるほか、11月に北京で予定されているアジア太平洋経済協(xié)力（APEC）首脳會(huì)議時(shí)にオバマ大統(tǒng)領(lǐng)と習(xí)近平國(guó)家主席による首脳會(huì)談が開かれ、米中関係のさらなる進(jìn)展へ協(xié)議することになるという。発言要旨は次の通り。

【その他の寫真】

シンガポールで開催されたアジア安全保障會(huì)議（シャングリラ対話）では、安倍晉三首相が中國(guó)は軍事力によって東シナ海と南シナ海の現(xiàn)狀を変えようとして地域の不安定化を招いていると中國(guó)を非難、ヘーゲル米國(guó)防長(zhǎng)官もこれに呼応し、米國(guó)のアジア重視政策について、これまでよりも具體的な説明を行った。中國(guó)當(dāng)局者はこれに反発。中國(guó)人民解放軍の王冠中?副総參謀長(zhǎng)は、両氏の発言內(nèi)容は「全く想像を超えるもの」で、「中國(guó)に対する挑発だ」と非難した。

こうした批判の応酬を受けて、多くのメディアは米中間の冷卻を報(bào)じている。中國(guó)軍部関係者に対しサイバー攻撃容疑で告発したこともこの傾向に拍車をかけた。しかし、これら米國(guó)の行動(dòng)は、ルールの順守を中國(guó)に期待したもので、ウクライナ問題でロシアに対してとった制裁とは違う。中國(guó)も米企業(yè)に対し報(bào)復(fù)的な措置を講じているが、あえて米國(guó)と事を構(gòu)えるつもりはない。実際は米中関係に根本的な変化が起きてはおらず、米國(guó)、中國(guó)の基本的な姿勢(shì)は不変だ。

7月に北京で米中戦略対話が開催され、両國(guó)の閣僚多數(shù)が集結(jié)。経済交流の一層の促進(jìn)や軍事安全保障、環(huán)境問題などが話し合われる。米中は利害を共有しており、11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協(xié)力（APEC）首脳會(huì)議で、オバマ大統(tǒng)領(lǐng)と習(xí)近平國(guó)家主席が米中関係のさらなる進(jìn)展へ協(xié)議することになろう。

6月26日から8月1日にかけ米ハワイ諸島沖で行われる米海軍主催の環(huán)太平洋合同演習(xí)（リムパック）に中國(guó)を初めて招待、同國(guó)は駆逐艦や病院船など4隻を派遣することになっている。（取材?編集/SK）