「韓服を著る」行為を國家無形文化財に指定するという韓國の動きに対し、中國のネットユーザーが反発の聲を上げている。

これまでの報道によると、韓國文化財庁は24日、韓國民族のアイデンティティーと価値を代表してきた伝統(tǒng)的な生活習(xí)慣であり、知識でもある「韓服を著る」行為を新規(guī)國家無形文化財に指定予告すると発表した。30日間の予告期間に各界から意見を集めて、指定可否が最終決定されることになるという。

これについて、中國メディア?観察者網(wǎng)の中國版ツイッター?微博（ウェイボー）アカウントは27日、「韓國文化財庁は主に文化の保護(hù)と発揚(yáng)を擔(dān)っている」と紹介し、「韓國人が『韓服を著る』ことの歴史的根拠をめぐって同庁の予告には『高句麗の遺跡や中國の一部歴史書を見ると、古代韓國人にも韓服を著る習(xí)慣があったことが分かる』と記されている」と説明。また、「長年、一部の韓國人は『伝統(tǒng)文化』に関わる問題に非常に敏感になっており、今年の冬季五輪でわが國の朝鮮族代表が民族衣裝を著て登場した一幕は一部韓國メディアとネットユーザーの『中國が自分たちの伝統(tǒng)衣裝を奪った』との臆測を引き起こした」などと指摘した。

中國のネットユーザーはこのニュースに、「歴史的に韓服ってあるの？。私は朝鮮服しか知らない」「朝鮮族の服飾と呼んでこそ正しい」という聲や「五輪で刺激されたんだな」「韓國は建國から何年になると言うんだ」などの聲を上げている。（翻訳?編集/野谷）