昨年、共演者の不祥事などで丸1年を棒に振ったと話題になった中國(guó)の女優(yōu)ヤン?ズー（楊紫）だが、「余生、請(qǐng)多指教」のヒットに続き、ファンタジー時(shí)代劇「長(zhǎng)相思」がクランクインするなど、今年は逆襲の1年になりそうだ。

2019年にクランクアップした「余生、請(qǐng)多指教」は、紆余曲折を経て今月15日にやっと配信をスタート。29日には再生回?cái)?shù)が22億回を突破している。もともと昨年9月に配信とテレビ放送が一度は決まったものの、延期が発表されたこの作品だが、ヤン?ズーと歌手で俳優(yōu)クリス（呉亦凡/ウー?イーファン）が主演の時(shí)代劇「青簪行」も昨年、クリスの逮捕によって急きょ封印されることに。出演作に不運(yùn)が続いたヤン?ズーは昨年、“今年最も不幸な女優(yōu)”とも報(bào)じられていた。

「余生、請(qǐng)多指教」のヒットに続いて28日、ヤン?ズー主演のファンタジー時(shí)代劇「長(zhǎng)相思」がクランクインを報(bào)告。同名小説を映像化するもので、原作小説は13年の発表後、豆瓣（douban）サイトのラブロマンス時(shí)代小説の人気ランキングで、トップ3の座を9年間守り続けている人気作品。「君、花海棠の紅にあらず」での好演が光り、今春配信の「猟罪図鑑」がダークホース的存在となってヒットを飛ばしたタン?ジエンツー（檀健次）、昨年ヒットしたドラマ「覚醒年代」で注目を浴びたチャン?ワンイー（張晩意）、今年ブレーク必至とされるドン?ウェイ（●為、●は「登」におおざと）と、俳優(yōu)陣のキャスティングも目を引くものとなっている。

ヤン?ズーは今後、チョン?イー（成毅）と共演のファンタジー時(shí)代劇「沉香如屑」が配信を待機(jī)中。全12話の現(xiàn)代ドラマ「裝腔啓示録」もクランクインを控えているほか、20年のドラマ「孤城閉～仁宗、その愛(ài)と大義～」（清平楽）の姉妹版とされる「柔福（仮）」への出演の話題がこのほど浮上している。（Mathilda）