2022年3月30日、中國メディアの中國網(wǎng)は、新型コロナによるロックダウンで上海行きの航空便価格が下落する一方、上海市內(nèi)ではハクサイを高額で販売する店が出現(xiàn)し、両者の価格に「逆転現(xiàn)象」が起きたと報(bào)じた。

記事は、多くの航空券購入サイトで現(xiàn)在上海行きのチケット価格が大幅に下落しており、あるサイトでは4月9日、10日の広州発上海行きの価格がわずか62元（約1200円）だったと紹介した。

その一方で、上海のある百貨店ではハクサイをはじめとする野菜の価格を大幅に引き上げて販売されており、通常であれば1キロ當(dāng)たり2元（約38円）前後のハクサイが32元（約617円）、1株當(dāng)たりでは77．9元（約1500円）というとんでもない値段になっていることがネットユーザーによって指摘されたと伝えた。

記事によれば、ハクサイを法外な値段で販売していた百貨店に対し、上海市市場監(jiān)督管理局が26日に、違法な不正価格行為により50萬元（約960萬円）の罰金を科したという。

この件について、中國のネットユーザーは「かつてジャック?マー氏が、いつか不動(dòng)産価格はハクサイ並みになると言っていた。私は不動(dòng)産の価格が下落するものとばかり思っていたが、それはどうやら誤りで、ハクサイの価格が高騰するってことだったのだ」「國難に乗じてもうけようとするやつらは萬死に値する」といったコメントを殘している。（翻訳?編集/川尻）