新型コロナウイルスの感染が拡大している中國東北部の遼寧省瀋陽市などを例に、ロイター通信は「政府の『ゼロコロナ』政策への不満が爆発」と報(bào)じた。感染者數(shù)が増える中、絶え間ない検査など政府の政策は複雑さを増す一方で「國民の間ではその有効性に疑問が広がっている」とも伝えた。

人口約900萬人の瀋陽市では3月24日からロックダウン（都市封鎖）が始まった。住民の移動制限に加え、企業(yè)の操業(yè)や事業(yè)所?店舗の営業(yè)を制限し、地下鉄やバスの運(yùn)行も停止。全住民を?qū)澫螭薖CR検査を追加で3回実施した。

ロイター通信によると、ロックダウン後、瀋陽市では群衆(zhòng)が衣料品市場の窓をたたき、検査義務(wù)付けが再開されることに不満を爆発させる動畫が拡散された。地元政府は直ちに、この騒ぎに関する「うわさを拡散」させないようにと市民に通告。しかし、インターネット上にはすぐに「隔離はごめんだ」「大勢の人々が真実に目覚めた」といったコメントがあふれた。

中國SNS「微信（ウィーチャット）」ではユーザーが「普通の風(fēng)邪の方が大変。これを続けたがっているのは検査機(jī)関だ。ワクチン企業(yè)は永遠(yuǎn)に接種し続けたいのだ」と怒りをぶちまけた。

記事は「こうしたコメントは中國全土で高まる不満を映し出している。當(dāng)局が感染力の強(qiáng)いオミクロン株の拡大を抑え込むため、あの手この手のゼロコロナ政策を打ち出すことへの不満だ」と指摘?！竾瘠险撙该餍预纫回炐预蚯筏い皮い毪长趣伺辘蚰激椁护皮い霕斪婴?。SNSの検閲者は、あふれる不平不満の聲を削除するために殘業(yè)を強(qiáng)いられている」とも皮肉った。

事情は北京のベッドタウン、河北省燕郊でも同じ。厳しいロックダウンが敷かれる中で住民が帰宅に苦労している。オンラインで拡散された複數(shù)の畫像からは、住民が北京から抜け出すため、激しい雪が降る中で検査結(jié)果受け取りの行列に並ぶ様子が見て取れる。投稿には數(shù)百件のコメントが付いたが、畫像の多くは既に削除されている。

地域住民の委員會が勝手な裁量でその執(zhí)行を擔(dān)っていることに対しても、住民から苦情が出ている。例えば北京のある地域では、住民が2週間の自宅隔離命令に従っているかどうか見張るため、住民委員會がアパートのドアに監(jiān)視裝置を取り付けようとしている。住民によると、2日前に感染者が確認(rèn)されたスーパーマーケットにある家族が立ち寄った件を受けて、この指令が出されたという。

ゼロコロナ政策について、國家衛(wèi)生計(jì)畫生育委員會の王賀勝?副主任は記者説明で政策の洗練度が上がったことによって、國民の不便は軽減されたと主張?！阜浅￥松贁?shù)の人々の通常の活動を犠牲にし、非常に小さい地域で移動を制限することと引き換えに大半の地域と人々の生産と生活が平常通りに保たれている」と強(qiáng)調(diào)した。（編集/日向）