2022年4月1日、韓國?オーマイニュースは、日本外務(wù)省が日本語、英語、韓國語など10カ國語で制作した旭日旗広報映像「伝統(tǒng)文化としての旭日旗」をめぐり、日本政府の主張に反論する記事を掲載した。

記事によると、同映像を見た韓國のネットユーザーらが最も強(qiáng)く反発しているのは、日本政府が「旭日デザインは世界各國で広く使用されている」として2010年のG20ソウルサミットのエンブレムを紹介していること。日本政府は他にも米?アリゾナ州旗や北マケドニア共和國旗、ベネズエラ?ララ州旗などを例に挙げている。

これについて記事は「全て太陽や星、青紗提燈などから太陽光や光が広がる様子を形象化したものだが、日本軍の軍旗である旭日旗とは色も形も違う」と指摘し、「日本は旭日旗が過去の侵略戦爭に使用された事実を隠し、世界で普遍的に使われるデザインに見せかけている」と批判している。さらに「英語版や日本語版ではこれらの國旗やシンボルが一般的な太陽の模様を表す『旭日デザイン（(The rising sun design）』と表記されているが、韓國語版では『旭日旗デザイン』と表記されており、事実が歪曲（わいきょく）されている」と指摘している。

また、記事は「同映像の最大の問題點(diǎn)は、旭日旗が20世紀(jì)初めに日本帝國が東南アジア諸國を侵略する際に日本軍の軍旗として使用されていた事実に觸れないことで歴史的事実を歪曲していること」としている。

韓國の市民団體は「日本政府は旭日旗デザインを『伝統(tǒng)的な模様』と強(qiáng)調(diào)し、旭日旗が侵略戦爭犯罪を遂行する過程で使用された帝國主義の戦犯旗である事実を隠している」とし、「日本の帝國主義が旭日旗の下で侵略戦爭を拡大し、アジア?太平洋地域のアジア人2000萬人の命を奪った上、強(qiáng)制労働や性奴隷、搾取などさまざまな罪を犯した事実を隠蔽（いんぺい）している。これは過去の日本の帝國主義の侵略を正當(dāng)化する試みだ」と批判したという。

さらに、映像では「旭日旗を掲げた海上自衛(wèi)隊(duì)の艦艇が1998年の釜山國際観艦式と2012年に済州で行われた日米韓海軍訓(xùn)練に參加した」との説明もあるが、これについても記事は「2018年10月の済州國際観艦式のときは韓國內(nèi)で旭日旗掲揚(yáng)が問題となり、日本の海上自衛(wèi)隊(duì)が不參加となった」と指摘?！袱长韦瑜Δ诵袢掌欷藢埓螭嗜毡兢螒B(tài)度は、ハーケンクロイツを排斥するドイツと正反対だ」とし、「日本政府が旭日旗に込められた『軍隊(duì)?天皇?戦爭』という象徴的意味を隠すのは、そうした過去の象徴にいまも執(zhí)著しているためだ」と批判している。

その他、記事は「旭日旗を問題視している國は韓國だけのように思われているが、実際には中國や北朝鮮も強(qiáng)く反発している」とも伝えている。

この記事を見た韓國のネットユーザーからは「反省を知らない日本。ドイツの無條件の反省と謝罪が歐州に平和をもたらしたのと同じで、東アジアの平和も日本の無條件の反省と謝罪が基本だ」「日本は政治を間違えたために滅びつつある國の代表例」「そんなに旭日旗が好きなら、日の丸をなくして正式の國旗として使えばいいのに」「この記事の內(nèi)容を基に映像を制作するべきだ。日本語字幕もつけて。悲しい歴史を繰り返さないため、黙って見過ごさず対抗しよう」「旭日旗が日本の伝統(tǒng)的な模様であることは確か。ただ、戦爭で使ったことが問題」などさまざまな聲が寄せられている。（翻訳?編集/堂本）