サッカー元日本代表監(jiān)督フィリップ?トルシエ氏が、現(xiàn)在の日本代表について、「世界レベルで見ればごく普通」「トップクラスと言える選手はいない」などとコメントしたことが、中國(guó)でも注目されている。

フランス出身のトルシエ氏は、1998年から4年間、日本代表監(jiān)督を務(wù)め、2002年のワールドカップ（W杯）日韓大會(huì)で日本代表にW杯初勝利をもたらし、ベスト16に導(dǎo)いた。中國(guó)でも1部リーグの深セン紅鑽（11～13年）、杭州緑城（15年）で指揮を執(zhí)った。

中國(guó)のスポーツメディア、網(wǎng)易體育が5日、日本メディアの報(bào)道を引用する形で伝えたところによると、トルシエ氏は、現(xiàn)在の日本代表について、世界レベルで見ればチームも選手も「ごく普通」との見方を示した。

11月に開幕するW杯カタール大會(huì)のアジア最終予選で、日本代表は、序盤の3試合で1勝しかできず、その後、6連勝して本大會(huì)出場(chǎng)を決めたものの、最後のホームでのベトナム戦は、グループ最下位の相手に1-1で引き分け、來(lái)場(chǎng)した4萬(wàn)人を失望させた。

日本代表は、本大會(huì)では、W杯優(yōu)勝経験國(guó)のスペインとドイツ、そして大陸間プレーオフ（コスタリカ対ニュージーランド）の勝者と同じグループEに入った。

トルシエ氏は、現(xiàn)在の日本代表の選手について、「歐州のビッグクラブでプレーしてはいない。才能にあふれてはいるが、世界レベルで見ればごく普通の選手たちだ。トップクラスというわけではなく、今の日本に世界のトップと言える選手はいない」「それでも日本が素晴らしいチームになることは十分に可能だが、軸となる選手がいないし、個(gè)性の際立った選手もいない。リーダーとなるべき選手も欠いている」などと語(yǔ)った。

網(wǎng)易體育の記事のコメント欄には、中國(guó)のサッカーファンなどから、「日本代表が『ごく普通』なら中國(guó)代表は？」「遠(yuǎn)回しに中國(guó)を侮辱してないか？」「トルシエ氏に同意。ソン?フンミンが日本人だったらW杯ベスト8も夢(mèng)ではなかっただろう」「確かに現(xiàn)在の日本代表は以前ほど強(qiáng)くないと思う。ベトナムと1勝1敗だった中國(guó)が弱すぎるだけ」などの聲が上がった。（翻訳?編集/柳川）