臺(tái)灣が韓國から高額で購入したEMU900型電車に故障が相次ぎ、市民の間では安全性への懸念が広がっている。中國メディアの観察者網(wǎng)が5日付で伝えた。

報(bào)道によると、今月1日、同電車の車両間に設(shè)置された転落防止ほろが外れかかっているのを乗客が発見した。

臺(tái)灣鉄路管理局（臺(tái)鉄）は5日に「固定裝置の強(qiáng)度が足りず破損した。このような狀況は過去に2度発生しているが、すぐに新品と交換した。機(jī)能に問題はなく、脫落の可能性もない」とする一方、メーカーの現(xiàn)代ロテム（韓國）に改善を求め、新型の固定裝置を?qū)毪工毪日h明した。

EMU900型電車は臺(tái)鉄が2018年に現(xiàn)代ロテムと52編成520両を253億臺(tái)灣元（約1050億円）で購入する契約を結(jié)び、21年4月に導(dǎo)入された。當(dāng)初は「臺(tái)鉄史上最も美しい普通列車」と稱されるなど人気を博したが、ほどなく漏水や設(shè)備故障などが相次いだ。同電車の故障は1年間で700回に上っているという。（翻訳?編集/北田）