中國が極超音速飛行競爭に加わる―米メディア

Record China    2022年4月9日(土) 0時20分

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米CNNはこのほど、「上海からニューヨークまで2時間?中國が極超音速飛行競爭に加わる」とする記事を掲載した。資料寫真。

米CNNはこのほど、「上海からニューヨークまで2時間?中國が極超音速飛行競爭に加わる」とする記事を掲載した。中國紙?環(huán)球時報が6日、その內(nèi)容を要約して次のように伝えている。

わずか1~2時間で上海からニューヨークへ?極超音速スペースプレーンに乗って飛行した場合、それは問題ではない。

北京を拠點に宇宙ロケットを開発する凌空天行(Lingkong Tianxing)は、秒速1マイル(約1.6キロ)で空を駆け抜けることができる旅客輸送ツールを開発することで、この見通しを?qū)g現(xiàn)することを目指している。

同社が発表したプロモーションムービーによると、スペースプレーンのような乗り物は、乗客(ヘルメットや宇宙服は不要)が搭乗すると、垂直に空に向かって発射され、巡航高度に達するとブースターから分離し、時速7000キロで滑るように進み、目的地に垂直に著陸する。

同社は、2025年に最初の軌道下宇宙旅行テスト飛行に著手し、2030年までに本格的な「超音速車両飛行」を開始することを目指している。

この計畫は、実現(xiàn)すれば、豊かな利益の可能性を秘めている宇宙旅行というニッチなビジネスと極超音速のポイントツーポイント飛行に同時に足を踏み入れるという中國の野心の象徴となるものであり、中國投資界の重要なプレーヤーによって支えられている。

現(xiàn)在の宇宙飛行競爭における中國の主要なライバルは米國ロシアだ。調(diào)査會社エマージェン?リサーチの最新の分析によると、世界のサブオービタル輸送および宇宙旅行市場の収益は、年複利成長率16.8%で拡大すると予想され、市場規(guī)模は2020年の4億2370萬ドルから28年には14億4000萬ドルに増加すると予測されている。

宇宙へのアクセスには高いコストがかかる。コンサルティング大手アクセンチュアの航空宇宙および防衛(wèi)産業(yè)のリーダーであるジョン H.シュミット氏によると、宇宙旅行のコストが劇的に下がって億萬長者よりもはるかに幅広い乗客に屆くようになるまでにはかなりの時間がかかるとみられる。

中國人は、新しい市場機會を特定して対応することによって消費者の価格を押し下げるのに長けている。中國はすでに宇宙の重要なプレーヤーであり、國からの支援を得たさまざまな計畫によるロードマップを備えている。中國は「2021中國の宇宙」と題した白書で、宇宙経済の目標を強化する計畫を概説している。宇宙旅行は豊かな利益の可能性を秘めているため、中國は資源と施設(shè)を増強している。

シュミット氏によると「極超音速機は間近に迫っているかもしれない」。中國は民間宇宙経済の一角を占めようと決意している。(翻訳?編集/柳川)

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