世界経済は衰退へ向かうのか―中國専門家

Record China    2022年4月9日(土) 5時20分

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中國紙?環(huán)球時報は7日、北京大學(xué)経済學(xué)院の曹和平教授が記した「世界経済は衰退に向かうのか?」とする文章を掲載した。寫真は中國?深セン。

中國紙?環(huán)球時報は7日、北京大學(xué)経済學(xué)院の曹和平(ツァオ?ホーピン)教授が記した「世界経済は衰退に向かうのか?」とする文章を掲載した。

文章はまず、「新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大はあらゆる経済體に無差別攻撃を加え、世界経済は後退を免れなかった。昨年、主要経済體で深いV字のリバウンドが見られたものの、今日になっても回復(fù)期から完全には抜け出せていない」と述べ、ここ數(shù)カ月、人々は今なお回復(fù)期にある世界経済が次の衰退に向かうのではないかと懸念を示していると指摘。その理由として「感染力の強いオミクロン株の急速な広がり」と「西側(cè)諸國の対ロシア制裁」を挙げ、後者については「ロシアとウクライナの衝突が起きた後、米國をはじめとする西側(cè)諸國は経済成長の保護などから考えることなく、商品、貿(mào)易、通貨など多方面から國の経済と國民生活にかかわる?yún)棨筏ぶ撇盲蚨唐陂gで科した。ウクライナで起きた非経済的衝突は歐州に波及する経済的ダメージを醸成し、それは北米、中東、アジアおよび世界各地に急速に広がった」と論じた。

さらにこうした狀況から「人々の世界経済に対する懸念は現(xiàn)実的な方向に向かっている」とし、「世界経済が次の衰退に入る際の衝撃は2年前ほど深刻ではないとの見方があるが、そうとは限らない」と主張。続けて「2點の理由がある」と述べ、「世界的な新型コロナの衝撃はまだ収まっておらず、30余りの先進経済體から見ると、米國のインフレや、衝突によるエネルギー、原材料などの価格上昇が消費財の価格に及ぶことが避けられない」ことを一つ目の點、「世界の景気後退、新型コロナの終息時期に関する不確実性、ロシア?ウクライナ衝突による世界の成長へのダメージなどを受け、人々の短期、中期、長期的な収入への期待が大幅に低下した」ことを二つ目の點とした。

文章はまた、「今年1~2月は世界のサプライチェーンに比較的良好な修復(fù)が見られ、主要港灣の混み具合は改善された。積み込みや輸送用ツールの不足も一定の緩和があった」とした上で、「しかし3月に入ってから中國、米國、ユーロ圏、日本など核心的サプライチェーン國家の修復(fù)プロセスに転換點が表れ始めた」と指摘。ただ、その一方で「世界経済の発展見通し、特に中國やインドなどについては慎重で楽観的な見方を維持している」と述べ、「中國が金融政策でさらなる向上に努め、中央の供給側(cè)構(gòu)造改革の技術(shù)進歩面での政策に協(xié)力し、科學(xué)研究実験室と核心産業(yè)チェーンの間にある不足を取り除いてつなげれば中國は安定した回復(fù)の道を歩み、世界経済の成長エンジンになれる」との考えを示した。(翻訳?編集/野谷

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